賢明な破局論にむけて -- ちくま学芸文庫 --
ジャン=ピエール・デュピュイ /著, 桑田光平 /訳, 本田貴久 /訳   -- 筑摩書房 -- 2020.8 -- 15cm -- 318p

資料詳細

タイトル ありえないことが現実になるとき
副書名 賢明な破局論にむけて
シリーズ名 ちくま学芸文庫
著者名等 ジャン=ピエール・デュピュイ /著, 桑田光平 /訳, 本田貴久 /訳  
出版 筑摩書房 2020.8
大きさ等 15cm 318p
分類 369.3
件名 災害 , 危機管理 , 技術哲学
注記 原タイトル:POUR UN CATASTROPHISME ECLAIRE
内容紹介 なぜ私たちは最悪の事態に備えることができず、大惨事が繰り返されてしまうのか。私たちは破局を直視し、それを思考するすべを手に入れなければならない…。「賢明な破局論」を手掛かりに私たちの認識のありようを鋭く問い、その根源的な転換を迫る警世の書。
要旨 なぜ私たちは最悪の事態に備えることができず、大惨事が繰り返されてしまうのか。あるいは、たとえば「経済か予防か」といった不毛な対立をしりぞけることはいかにして可能なのか。現代世界において破局的な出来事は、「想定外」のものとして思考の埒外に置かれるか、計量可能な「リスク」の問題へと矮小化されてきた。だが、そうした事態に繰り返し直面する今日にあって、私たちは破局を直視し、それを思考するすべを手に入れなければならない―。「賢明な破局論」を手掛かりに、私たちの認識のありようを鋭く問い、その根源的な転換を迫る警世の書。
目次 第1部 リスクと運命(特異な視点;迂回、逆生産性、倫理;運命、リスク、責任;技術の自律;係争中の破局論);第2部 経済的合理性の限界(予防―リスクと不確実性との間で;無知のヴェールと道徳的運;知ることと信じることは同じではない);第3部 道徳哲学の困難、欠くことのできない形而上学(未来の記憶;未来を変えるために未来を予言する(ヨナに対するヨナス);投企の時間と歴史の時間;破局論の合理性)
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-09999-0   4-480-09999-9
書誌番号 1113804551
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113804551

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中央 1階ポピュラー Map 文庫本 369.3 一般書 利用可 - 2068906540 iLisvirtual