ちくま学芸文庫 -- 近代日本思想選
九鬼周造 /著, 田中久文 /編   -- 筑摩書房 -- 2020.8 -- 15cm -- 649p

資料詳細

タイトル 九鬼周造
シリーズ名 ちくま学芸文庫 近代日本思想選
著者名等 九鬼周造 /著, 田中久文 /編  
出版 筑摩書房 2020.8
大きさ等 15cm 649p
分類 121.6
注記 年譜あり
内容 内容:根岸. 岡倉覚三氏の思出. 藍碧の岸の思い出. 回想のアンリ・ベルクソン. 岩下壮一君の思出. 時間の観念と東洋における時間の反復. 日本芸術における「無限」の表現. 「いき」の構造〈抄〉. 実存哲学〈抄〉. ハイデッガーの哲学〈抄〉. 偶然の諸相. 偶然性の問題〈抄〉. 人生観. 哲学私見. 人間学とは何か〈抄〉. 日本的性格. 風流に関する一考察. 情緒の系図. 文学の形而上学. 日本詩の押韻〈抄〉. 安田武・多田道太郎『『「いき」の構造』を読む』より. 坂部恵『不在の歌-九鬼周造の世界』より. マルティン・ハイデッガー『言葉についての対話』〈高田珠樹訳〉より. 天野貞祐『をりにふれて』後語
内容紹介 「媚態」「意気地」「諦め」という3つの契機から、日本的美意識「いき」の構造を解明した九鬼周造。自伝的エッセイからヨーロッパでの講演、人生観、晩年の詩論まで、九鬼哲学の全体像と独創性を提示する。
要旨 “媚態”“意気地”“諦め”という三つの契機から、日本的美意識「いき」の構造を解明した九鬼周造。ハイデッガーやベルクソンらに師事し、豊かな方法的視座を身につけたこの哲学者にとって、人と人とのめぐり逢いの謎は、自身の実存ともあいまって生涯を覆うものであった。「偶然性」の哲学の誕生だ。のちにそれは、日本文化論における「自然」の思想においてひとつの帰結をみる。没後、時代ごとに異なる光が当てられてきた九鬼の哲学。本書は、自伝的エッセイからヨーロッパでの講演、人生観、晩年の詩論まで、その全体像と独創性を一冊で提示する。
目次 1 自伝的エッセイ;2 九鬼哲学の出発点;3 「いき」の哲学;4 実存哲学の受容;5 「偶然性」の哲学;6 九鬼哲学の全体像;7 日本文化論;8 文芸論;関連論考
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-09982-2   4-480-09982-4
書誌番号 1113804554

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中央 1階ポピュラー Map 文庫本 121.6 一般書 利用可 - 2066649191 iLisvirtual
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