出陣学徒は敵性音楽で戦場に送られた -- 平凡社新書 --
大山眞人 /著   -- 平凡社 -- 2020.8 -- 18cm -- 213p

資料詳細

タイトル 『陸軍分列行進曲』とふたつの『君が代』
副書名 出陣学徒は敵性音楽で戦場に送られた
シリーズ名 平凡社新書
著者名等 大山眞人 /著  
出版 平凡社 2020.8
大きさ等 18cm 213p
分類 764.38
件名 管弦楽-歴史 , 国歌-日本-歴史 , 音楽-日本-歴史-昭和前期
注記 文献あり
著者紹介 1944年山形市生まれ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務を経て、ノンフィクション作家。主な著書に『取締役宝くじ部長』(文藝春秋)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 明治期、日本は外国人を頼ってまで軍歌や国歌を性急に必要とした。だがなぜ、敵性用語が禁止された太平洋戦争時代に作曲者の名前を伏せて使われ続けたのか。その真実に迫る。
要旨 明治に入り、日本は欧米列強に対抗すべくさまざまな近代化を推し進める。音楽も例外ではなく、外国人音楽家の力を借りて国歌『君が代』が誕生、さらに『陸軍分列行進曲』が、フランス人音楽家の曲をもとに、編曲を繰り返すことで陸軍が制定する行進曲につくり上げられていく。太平洋戦争へと突き進むなかで敵性音楽は禁止される。だが、「出陣学徒壮行会」の場で、作曲者の名を伏せて行進曲は使用されたのだ。敵性音楽を平気で用いるしたたかさは、どこからくるのか。音楽史の視点からその“闇”を明らかにする!
目次 第1章 『陸軍分列行進曲』とシャルル・ルルー;第2章 『陸軍分列行進曲』はなぜつくられたのか;第3章 ふたつの『君が代』;第4章 奮闘!伊澤修二の心意気;第5章 新国歌制定のむずかしさ;第6章 新国民歌『われら愛す』のまぼろし;第7章 伝統音楽にみる日本人のDNA;第8章 日本人が発明した邦楽器
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-85953-9   4-582-85953-4
書誌番号 1113805209
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113805209

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港北 公開 Map 764 一般書 利用可 - 2067296110 iLisvirtual