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【図書】 九津見房子、声だけを残し

斎藤恵子 ／〔著〕   -- みすず書房 -- ２０２０．８ -- ２０ｃｍ -- ２９６ｐ

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タイトル 九津見房子、声だけを残し
著者名等 斎藤恵子 ／〔著〕  
出版 みすず書房 ２０２０．８
大きさ等 ２０ｃｍ ２９６ｐ
分類 289.1
個人件名 九津見　房子
著者紹介 １９５０年岡山県生まれ。岡山大学法文学部史学科卒業。企業勤めを経て２００８年から２０１４年まで私立高校講師。詩人、エッセイスト。詩集『樹間』など。（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
内容紹介 日本初の女性社会主義団体を結成、治安維持法初の女性検挙者となり、ゾルゲ事件に連座した九津見房子。文を残していない彼女の生涯と活動、その思いなどを、晩年の聞き書きや長女の著書はじめ、多くの関連資料を読み込んで再構成する。
要旨 日本初の女性社会主義団体赤瀾会を結成、多くの労働運動や産児制限運動に参加し、治安維持法初の女性検挙者となり、ゾルゲ事件に連座した九津見房子（くつみ・ふさこ１８９０‐１９８０）。社会主義のために自らの良心に従って生きつづけた九津見房子の生涯は、しかし、あまり知られていない。ひたすら行動し、非合法の政治活動ではメモも残さないようにしていた。本書は、文を残していない九津見房子の生涯と活動、その思いなどを、晩年の聞き書きや長女の著書はじめ、多くの関連資料を読み込んで再構成するものである。今では顧みられることの少ない、社会主義のために行動した女たちの一端を映す。
目次 １　社会主義へ（生い立ち；母うた　ほか）；２　労働運動のころ（出口王仁三郎；印刷工になる　ほか）；３　非合法の運動へ（労働運動から離れる；地下生活へ　ほか）；４　ゾルゲの仕事、戦後（宮城与徳；検挙　ほか）
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-08925-4　　 4-622-08925-4
書誌番号 1113805223

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