国防としての感染症 -- 光文社新書 --
村中璃子 /著   -- 光文社 -- 2020.8 -- 18cm -- 286p

資料詳細

タイトル 新型コロナから見えた日本の弱点
副書名 国防としての感染症
シリーズ名 光文社新書
著者名等 村中璃子 /著  
出版 光文社 2020.8
大きさ等 18cm 286p
分類 498.6
件名 新型コロナウイルス感染症
著者紹介 東京都出身。医師・ジャーナリスト。一橋大学社会学部卒業。同大学大学院社会学研究科修士課程修了後、北海道大学医学部卒業。2017年、科学雑誌『ネイチャー』などが主催するジョン・マドックス賞を日本人として初めて受賞。著書に『10万個の子宮――あの激しいけいれんは子宮頸がんワクチンの副反応なのか』がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 世界は、なぜ新型コロナウイルスを封じ込められなかったのか。米中など各国の事情は。そして日本に足りないものとは…。ドイツ在住の医師・ジャーナリストである著者が、新型ウイルスとの闘いを国防・外交の観点から捉え直し伝える。
要旨 世界の多くの国にとって、新興・再興感染症対策は国防の要である。それは危険な感染症から国民を守るという意味だけでなく、生物兵器によるテロへの備え、ワクチンや新薬の開発とそれを用いた外交、諜報や情報防衛も含む。翻って日本は、国防の観点からの感染症対策は明らかに後れをとっている。新型コロナウイルスのパンデミックにより、WHOの権威が失墜し、各国の安全保障体制におけるバイオセキュリティの位置づけの変化が浮き彫りになっている。世界は、なぜ新型コロナウイルスを封じ込められなかったのか。米・中など各国の事情は。そして日本に足りないものとは―。ドイツ在住、WHOでアウトブレイクサーベイランスやパンデミック対策に従事した経験も持つ医師・ジャーナリストの著者が、新型ウイルスとの闘いを国防・外交の観点から捉え直し伝える。
目次 序章 感染症学は植民地経営から始まった;第1章 新型コロナ・パンデミックの始まり;第2章 WHOなしでパンデミックは終わるのか;第3章 PCR信仰と、予言の自己成就;第4章 国策としてBSL4ラボを整備せよ;第5章 パンデミックの予行演習、エボラ出血熱を振り返る;第6章 数奇なる運命、アビガンの素顔
ISBN(13)、ISBN 978-4-334-04489-3   4-334-04489-1
書誌番号 1113806051
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113806051

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