群像としての近代知 --
吉見俊哉 /編, 森本祥子 /編   -- 東京大学出版会 -- 2020.8 -- 20cm -- 332p

資料詳細

タイトル 東大という思想
副書名 群像としての近代知
著者名等 吉見俊哉 /編, 森本祥子 /編  
出版 東京大学出版会 2020.8
大きさ等 20cm 332p
分類 377.28
件名 東京大学
著者紹介 【吉見俊哉】東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授。『大学とは何か』(岩波書店、2011年)、『平成時代』(岩波書店、2019年)、『アフター・カルチュラル・スタディーズ』(青土社、2019年)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:東大という思想 吉見俊哉著. 東京大学における近代ドイツ医学の受容と日本における展開 永井良三著. 山川健次郎のアメリカ留学 岡本拓司著. ヘンリー・ダイアーと日本の工学 加藤詔士著 橋本毅彦著 藤原毅夫著. 白鳥庫吉と東洋史学の始源 吉澤誠一郎著. 高野岩三郎と日本の経済学 武田晴人著. 戸田貞三と日本の社会学 佐藤健二著. 平賀譲における造船学と粛学のあいだ 大和裕幸著 中村覚著. 内田祥三という人 藤森照信著. 南原繁と戦後の東大 苅部直著. 東大という思想 吉見俊哉述 苅部直述 岡本拓司述. アーカイブズ 森本祥子著
内容紹介 「建学の理念」不在の東大。その姿は、国家の学を担わされながら、欧米の近代知と日本・アジアという足元の間で格闘してきた群像によって描かれざるを得ない。医学、工学、政治学ほか、日本の学知の中心を担い続けた特異な場の思想史的ルーツを探索する。
要旨 東大は思想たり得るのか?権威の中心、官僚養成、学歴のシンボル…、東大に貼られてきた数々のレッテルを超える知の営みは、どこに存在したのか?医学、工学、物理学、建築学、経済学、社会学、歴史学、政治学等、日本の学知の中心を担い続けた特異な場の、知られざる思想史的ルーツを探索する。
目次 東大という思想―二一世紀の「学問のすゝめ」へ;1 近代知を導入する(東京大学における近代ドイツ医学の受容と日本における展開;山川健次郎のアメリカ留学―日本の物理学の黎明;ヘンリー・ダイアーと日本の工学;白鳥庫吉と東洋史学の始源);2 東京帝大の戦前と戦後(高野岩三郎と日本の経済学;戸田貞三と日本の社会学―家族研究と社会調査;平賀譲における造船学と粛学のあいだ;内田祥三という人―日本の近代と建築;南原繁と戦後の東大);3 「紛争」の前と後で(鼎談・東大という思想―その不在と苦闘;アーカイブズ―自ら過去と未来を考えるよりどころ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-13-020159-9   4-13-020159-X
書誌番号 1113806374

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