図式語彙で文脈を読み解く -- 研究叢書 --
野林正路 /著   -- 和泉書院 -- 2020.8 -- 22cm -- 292p

資料詳細

タイトル 昔話の構造
副書名 図式語彙で文脈を読み解く
シリーズ名 研究叢書
著者名等 野林正路 /著  
出版 和泉書院 2020.8
大きさ等 22cm 292p
分類 814
件名 日本語-語彙 , 昔話-新潟県-佐渡市 , 佐渡島
注記 文献あり
著者紹介 1932年 台湾 旧「台北州」基隆(キールン)市生まれ。1968年 東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程修了。茨城大学名誉教授。文学博士。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 1982年以来、著者が提唱し続けた「構成意味論」研究の集大成。長年のフィールドワークで発見した「図式語彙」を手がかりに、佐渡に伝わる昔話「鶴女房」の解釈学を展開。作品の解釈学的基底を拓き示し、話者たちの有声/無声の語りを浮かび上がらせる。
要旨 1982年以来、著者が提唱し続けた「構成意味論Constructive Semantics」研究の集大成。長年のフィールドワークで発見した「図式語彙」を手掛かりに、佐渡に伝わる昔話「鶴女房」の解釈学を展開。作品の解釈学的基底を拓き示し、話者たちの有声/無声の語りを浮かび上がらせていく。社会が混迷を極め、既存パラダイムが必ずしも通用しなくなった昨今、語彙学に基づく「人間活動」全般の“基底的事実学”構築の可能性を示唆する本著の試みは、注目に値する。
目次 第1章 作品のテクスト解釈の方法と手順(解釈に見る配意;昔話「鶴女房」;解釈における述語への注目と項の据え立て ほか);第2章 テクスト分析―狭文脈に存在の類・種連関を読む(作り手や語り手たちの意識の構え―図式語彙の網状組織;活動空間から見た登場人物の類・種連関―狭文脈の構成;活動空間から見た作中事物の存在連関 ほか);第3章 テクスト分析―広文脈に無声の思想を読む(文脈とは何か?;文脈の記述;広文脈の構成と発声なき主張 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7576-0962-4   4-7576-0962-0
書誌番号 1113807162
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113807162

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