近代国家の系譜学 --
重田園江 /著   -- 青土社 -- 2020.9 -- 20cm -- 391,30p

資料詳細

タイトル フーコーの風向き
副書名 近代国家の系譜学
著者名等 重田園江 /著  
出版 青土社 2020.9
大きさ等 20cm 391,30p
分類 311.1
件名 政治哲学
個人件名 フーコー,ミシェル
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1968年兵庫県西宮市生まれ。早稲田大学政治経済学部、日本開発銀行を経て、東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。現在、明治大学政治経済学部教授。専門は、現代思想・政治思想史。著書に『フーコーの穴――統計学と統治の現在』(木鐸社)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:風向きを読む. ミシェル・フーコーにおける知と権力. 「生のポリティクス」と新しい権利. 近代権力の複層性. 一九世紀の社会統制における「社会防衛」と「リスク」. 戦争としての政治. 戦争・法・社会構造. ミシェル・フーコーの統治性研究. 戦争から統治へ. 自由主義の統治能力. 「その後」のネオリベラリズム
内容紹介 人びとの生や死に巧みに介入し、私たちの思考を知らぬ間に取り囲む権力の所作を、フーコーはいかに描き出したのか。知と権力、認識と実践、法と規律…。主要な諸概念を手掛かりに、歴史や論理に深く分け入り、時代の逆風に立ち向かった思想家の軌跡を追う。
要旨 生命、健康、安全などを理由として立ち現れ、その相貌を自在に変えてきた近代国家。人びとの生や死に巧みに介入し、私たちの思考を知らぬ間に取り囲む権力の所作を、フーコーはいかに描き出したのか。知と権力、認識と実践、法と規律、リスク、戦争の政治言説、統治性、新自由主義。主要な諸概念を手がかりに、歴史や論理に深く分け入り、時代の逆風に立ち向かった思想家の軌跡を追う。
目次 風向きを読む;1 権力分析の方法(ミシェル・フーコーにおける知と権力;「生のポリティクス」と新しい権利;近代権力の複層性―ミシェル・フーコー『監獄の誕生』の歴史像;一九世紀の社会統制における「社会防衛」と「リスク」);2 近代国家の系譜学(戦争としての政治―一九七六年講義;戦争・法・社会構造―古来の国制と『フランコガリア』をめぐって;ミシェル・フーコーの統治性研究;戦争から統治へ―コレージュ・ド・フランス講義);3 新自由主義の統治性(自由主義の統治能力―ミシェル・フーコーのオルド自由主義論;「その後」のネオリベラリズム)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7917-7303-9   4-7917-7303-9
書誌番号 1113808547
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113808547

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