エクス・リブリス --
ジョゼ・エドゥアルド・アグアルーザ /著, 木下眞穂 /訳   -- 白水社 -- 2020.9 -- 20cm -- 276p

資料詳細

タイトル 忘却についての一般論
シリーズ名 エクス・リブリス
著者名等 ジョゼ・エドゥアルド・アグアルーザ /著, 木下眞穂 /訳  
出版 白水社 2020.9
大きさ等 20cm 276p
分類 969.3
注記 原タイトル:Teoria Geral do Esquecimento
注記 文献あり
著者紹介 【ジョゼ・エドゥアルド・アグアルーザ】1960年、アンゴラのノヴァ・リスボア(現ウアンボ)でポルトガル・ブラジル系の両親のもとに生まれる。大学はリスボンに渡り、農学を専攻するが、文学に目覚め、ジャーナリストを経て作家となる。1989年にConjura(『まじない』)でデビューして以来、精力的に作品を発表。2004年に刊行されたO Vendedor de Passados(『過去を売る男』)の英訳The Book of Chameleonsが2007年度インディペンデント紙外国文学賞を受賞。2012年に刊行された本書は、ポルトガル国内で翌2013年のフェルナンド・ナモーラ文芸賞を受賞。作品はこれまで25の言語に翻訳されており、本書が初の邦訳となる。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 27年間にわたる泥沼の内戦下を独力で生き抜いた女性ルドをめぐる目くるめく物語。魅力的で謎めいた登場人物と、詩的でユーモアに満ちたスリリングな展開で、アンゴラという国を物語る。
要旨 ポルトガル生まれのルドヴィカ(ルド)は空や広い場所を恐れている。両親を相次いで亡くし、唯一の家族である姉オデッテの結婚とともに、ダイヤモンド会社に勤める鉱山技師である義兄オルランドがアンゴラの首都ルアンダに所有する豪奢なマンションの最上階に移り住む。長年にわたりポルトガルの支配下にあったアンゴラでは、本国で起きた革命の余波を受けて解放闘争が激化し、1975年ついに独立を宣言。動乱のさなか、次々に出国する同国人の送別会のひとつに出かけた姉夫妻が消息不明となる。恐慌をきたし、外部からの襲撃を恐れたルドは、マンション内の部屋の入口をセメントで固めて、犬とともに自ら孤立し、自給自足の生活が始まる。その後、アンゴラは27年間にわたる泥沼の内戦状態に陥る。その間、屋上テラスのある最上階の部屋で、誰からも忘れられて一人で暮らすルドは、飢えと隣り合わせの日々のなか、自己と対話し、ありとあらゆる紙に、紙が尽きると今度は壁に、言葉を綴りつづける。一方、外の世界では、独立の動乱を乗り越えたさまざまな人間が、運命に手繰り寄せられるようにしてルドのもとへと引き寄せられていく。2013年度フェルナンド・ナモーラ文芸賞。2017年度国際ダブリン文学賞受賞作。
ISBN(13)、ISBN 978-4-560-09063-3   4-560-09063-7
書誌番号 1113809217
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113809217

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 969.3 一般書 利用可 - 2066672088 iLisvirtual
保土ケ谷 公開 969 一般書 貸出中 - 2067300001 iLisvirtual
戸塚 公開 Map 969 一般書 利用可 - 2067558904 iLisvirtual