アナキズムの可能性 --
戸田三三冬 /著   -- 三元社 -- 2020.8 -- 21cm -- 571,16p

資料詳細

タイトル 平和学と歴史学
副書名 アナキズムの可能性
著者名等 戸田三三冬 /著  
出版 三元社 2020.8
大きさ等 21cm 571,16p
分類 309.7
件名 無政府主義-イタリア-歴史-19世紀 , 無政府主義-イタリア-歴史-20世紀
個人件名 Malatesta,Errico
注記 著作目録あり 年譜あり 索引あり
注記 解題:田中ひかる
著者紹介 1933年~2018年。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学(国際学修士)。2004年3月まで文教大学国際学部教授。マラテスタ研究センターを主宰。専門分野:国際関係論、平和学、イタリア近現代史。主要著書:『平和学のアジェンダ』(共著:法律文化社、2005年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:平和の方法としてのアナキズム. 地球民主主義の芽. 地球市民への道. エンパワメントとエクスポージャーの平和学. もう一つの世界を求めて. “平和学”をめざして. 夢. ユートピアの実験. 南欧からの手紙エッリーコ・マラテスタをめぐることども. 一八七一年ナポリ青年群像. ナポリ《ラ・カムパーナ》考. その1. ナポリ《ラ・カムパーナ》考. その2. マテーゼ蜂起〈一八七七年〉とアンナ・イングレーゼのこと. チェルノブイリの年に. リビアとイタリア. 女性・エコロジー・第三世界. 反ファシズム青年群像素描. 第一次世界大戦とイタリアの戦後若者文化〈一九一八-一九二〇〉. ナポリ文書館生活素描. マラテスタ研究をめぐる史料状況素描〈一八七一-一八九一〉. 記憶の場ヴェントテーネとサント・ステファノ
要旨 エッリーコ・マラテスタを中心とするイタリア社会主義(アナキズム)史の膨大な史料・文献に基づく緻密な先駆的研究の上に、「構造的暴力」と「積極的平和」、世界システム論、フェミニズム、「萃点の移動」、「四十億年の私の生命」、禅の呼吸、エンパワメントとエクスポージャー、ロングハウスデモクラシー、身土不二など、多様な考え方と実践を取り込み構想された平和学の中で、「いまここ」の「方法」としてアナキズムが描き出される。
目次 第1部 地球市民の平和学(平和の方法としてのアナキズム―ひとつのデッサン;地球民主主義の芽;地球市民への道;エンパワメントとエクスポージャーの平和学;もう一つの世界を求めて;“平和学”をめざして;補遺1 夢―少数民族の人権・エコロジーとアナキズム;補遺2 ユートピアの実験―モンテヴィデオにおける共同体);第2部 ナポリ青年群像―エッリーコ・マラテスタ序章(南欧からの手紙 エッリーコ・マラテスタをめぐることども―一九七六年夏ミュンヘンにて;一八七一年ナポリ青年群像―エッリーコ・マラテスタ序章;ナポリ“ラ・カムパーナ”考;マテーゼ蜂起(一八七七年)とアンナ・イングレーゼのこと;チェルノブイリの年に;リビアとイタリア;女性・エコロジー・第三世界―南・北イタリアからの視点;反ファシズム青年群像素描―二〇世紀初頭のイタリア文化とグラムシ;第一次世界大戦とイタリアの戦後若者文化(一九一八‐一九二〇);ナポリ文書館生活素描;マラテスタ研究をめぐる史料状況 素描(一八七一‐一八九一);記憶の場 ヴェントテーネとサント・ステファノ;解題 戸田三三冬 その研究の軌跡―マラテスタ、アナキズム、そして平和学)
ISBN(13)、ISBN 978-4-88303-512-0   4-88303-512-3
書誌番号 1113811861

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