「国民史」において分断されてきた「境界地域」を読み解く -- 旧領土スタディーズ --
衣笠太朗 /著   -- パブリブ -- 2020.9 -- 21cm -- 463p

資料詳細

タイトル 旧ドイツ領全史
副書名 「国民史」において分断されてきた「境界地域」を読み解く
シリーズ名 旧領土スタディーズ
著者名等 衣笠太朗 /著  
出版 パブリブ 2020.9
大きさ等 21cm 463p
分類 234
件名 ドイツ-歴史 , 領土
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1988年、鳥取県生まれ。博士(学術)。専門はシュレージエン/シロンスク史、中・東ヨーロッパの近現代史、ナショナリズム史。静岡大学人文学部、神戸大学大学院人文学研究科修士課程を経て、東京大学大学院総合文化研究科博士課程を修了。元日本学術振興会特別研究員(DC2)。現在は秀明大学学校教師学部助教。主な業績は「上シレジアにおける「ドイツ人の追放」と民族的選別―戦後ポーランドの国民国家化の試み」(査読論文、2015年)、「第一次世界大戦直後のオーバーシュレージエン/グルヌィシロンスクにおける分離主義運動」(博士論文、2020年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 そこはなぜドイツになり、そしてなぜドイツではなくなったのか?周辺各国の地理・歴史だけでなく、多文化主義・地域統合安全保障・複合国家論・国民国家論・エスニシティ等あらゆる現代社会科学の研究テーマに波及する。
目次 歴史観光ガイド;序章 「旧ドイツ領」史概観;第1章 オストプロイセン―歴代君主の戴冠地ケーニヒスベルクを擁すプロイセンの中核;第2章 ヴェストプロイセン―ポーランド分割後にプロイセンと一体化させられた係争地;第3章 シュレージエン―ピァスト朝・ハプスブルクを経て、工業化を果たした言語境界地域;第4章 ポーゼン―プロイセンによって「ドイツ化」の対象となった「ポーランド揺籃の地」;第5章 ヒンターポンメルン―スウェーデン支配を経て保守派の牙城となったバルト海の要衝;第6章 北シュレースヴィヒ―普墺戦争からドイツ統一、デンマーク国民国家への足掛かり;第7章 エルザス=ロートリンゲン―独仏対立の舞台から和解の象徴、欧州連合の中心地に;第8章 オイペン・マルメディ周辺地域―ベルギーの中のドイツ語共同体と、線路で分断された飛び地
ISBN(13)、ISBN 978-4-908468-44-5   4-908468-44-3
書誌番号 1113813887
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113813887

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