矢内一好 /著   -- 中央経済社 -- 2020.10 -- 22cm -- 261p

資料詳細

タイトル 税務会計基礎概念史
著者名等 矢内一好 /著  
出版 中央経済社 2020.10
大きさ等 22cm 261p
分類 336.98
件名 税務会計-歴史
注記 索引あり
著者紹介 国際課税研究所首席研究員。博士(会計学)(中央大学)。中央大学大学院商学研究科修士課程修了。昭和50年東京国税局に勤務、平成2年退職、産能短期大学助教授、日本大学商学部助教授、教授を経て平成14年以降中央大学商学部教授。税務大学校講師、専修大学商学研究科非常勤講師、慶應義塾大学法学研究科非常勤講師(いずれも平成30年3月末退職)。著書:単著のみ『国際課税と租税条約』ぎょうせい、平成4年(第1回租税資料館賞受賞)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 近年の法人税法に関する書籍においては、歴史的記述が少なくなっている。法人税の実務という観点からすると、条文の背景となる歴史的な沿革は、条文解釈に劣後することが理由のようである。また、出版物の場合、頁数の制約等から削除となることもある。実務という面からすぐに役立つ法人税実務が優先する事情は理解できるが、法人税の基礎的な研究も必要と思われる。このすぐに役立たない「税法基礎分野」に歴史研究がある。歴史研究には、税務会計に対する理解の幅を拡げるという効能があるように思える。そこで本書は、法人税における課税所得及び税額の計算を対象とする税務会計の領域において、その計算構造の基礎となる概念及び原則について、その沿革と問題点について検討する。
目次 税務会計史の変遷;法人課税と配当課税;確定決算主義(その1);確定決算主義(その2);収益計上基準(その1)―権利確定主義、実現主義;収益計上基準(その2)―無償取引、公正処理基準;収益計上基準(その3)―特殊販売等・資本等取引;受取配当・益金不算入制度・みなし配当・評価損益;棚卸資産・有価証券・減価償却・繰延資産;債務確定基準・引当金準備金・給与・寄附金;交際費等・貸倒損失;圧縮記帳・欠損金の繰越・同族会社の行為計算否認;組織再編税制(その1)―概論;組織再編税制(その2)―事業譲渡・株式交換・株式移転;組織再編税制(その3)―企業買収;組織再編税制(その4)―組織再編税制の沿革;組織再編税制(その5)―合併の税務;組織再編税制(その6)―分割の税務;組織再編税制(その7)―クロスボーダー現物出資・事前照会・文書回答手続;留保金課税;税額計算(所得税額控除・外国税額控除);法人の設立から破産までの税務(その1);法人の設立から破産までの税務(その2);補章 グループ通算制度
ISBN(13)、ISBN 978-4-502-35941-5   4-502-35941-6
書誌番号 1113814803

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