裏切りか抵抗か、ドイツ最後のタブー -- 中公新書 --
對馬達雄 /著   -- 中央公論新社 -- 2020.9 -- 18cm -- 278p

資料詳細

タイトル ヒトラーの脱走兵
副書名 裏切りか抵抗か、ドイツ最後のタブー
シリーズ名 中公新書
著者名等 對馬達雄 /著  
出版 中央公論新社 2020.9
大きさ等 18cm 278p
分類 393.3
件名 軍法会議-ドイツ-歴史-1933~1945 , 良心的兵役拒否-ドイツ-歴史-1933~1945
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1945年青森県生まれ。東北大学大学院教育学研究科博士課程中途退学、教育学博士(東北大学、1984年)。秋田大学教育文化学部長、副学長等を歴任。秋田大学名誉教授。専攻・ドイツ近現代教育史、ドイツ現代史。主著『ヒトラーに抵抗した人々』(中公新書、2015年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 ナチス・ドイツ国防軍の脱走兵は、捕らえられて死刑判決を受けた者だけでも3万人以上と際だって多い。その多くは戦闘中の逃亡ではなく、民族殲滅に加担したくないという生命をかけた抵抗であった。最後の脱走兵の生涯を通じて、人間の勇気と尊厳を見つめる。
要旨 ナチス・ドイツ国防軍の脱走兵は、捕らえられて死刑判決を受けた者だけでも3万人以上と、英米に比べて際だって多い。その多くは戦闘中の逃亡ではない。民族殲滅に加担したくないという、生命をかけた抵抗であった。戦後、生き延びた脱走兵たちは久しく卑怯者と罵られ、存在までも否定されつづけるが、ついに軍法会議の不当な実態を暴き、名誉回復をなし遂げる。最後の脱走兵の生涯を通じて、人間の勇気と尊厳を見つめる。
目次 1 軍法会議と庶民兵士の反逆(ヒトラーの国防軍;苛酷な軍法;生きのびた脱走兵ルートヴィヒ・バウマン);2 引き継がれるナチスの判決と罵倒される脱走兵(アデナウアーの内政と居座るナチス軍司法官;引き継がれるナチスの判決;脱走兵ルートヴィヒ・バウマンの苦悩と絶望);3 「我々は裏切り者ではない」―歴史家たちの支援と世論の変化(立ち直ったバウマンと脱走兵復権の動向;脱走兵追悼の動き;ナチス軍司法への批判―シュヴィンゲ対メッサーシュミット/ヴュルナー;「ナチス軍法犠牲者全国協会」の設立;司法の転換と世論の支持);4 復権する脱走兵(政治課題となった脱走兵の復権;院外活動と連邦議会の変化;脱走兵の復権なる―「改正ナチス不当判決破棄法」;バウマン最後の闘い―調査研究所『最後のタブー』)
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-102610-1   4-12-102610-1
書誌番号 1113815068
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113815068

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