新典社新書 --
半沢幹一 /著   -- 新典社 -- 2020.8 -- 18cm -- 158p

資料詳細

タイトル 向田邦子の末尾文トランプ
シリーズ名 新典社新書
著者名等 半沢幹一 /著  
出版 新典社 2020.8
大きさ等 18cm 158p
分類 910.268
個人件名 向田 邦子
著者紹介 1954年2月9日 岩手県久慈市生まれ。1976年3月東北大学文学部国語学科卒業。2019年3月 東北大学大学院文学研究科博士課程後期修了。学位:博士(文学)。現職:共立女子大学文芸学部教授。主著『文体再見』(2020年、新典社)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 向田邦子の短編小説と『父の詫び状』所収エッセイから末尾文を引用し、しめくくりの意図を解説。読者に「カタルシス」を感じさせると評価の高い、向田邦子の末尾文が凝縮して味わえる1冊。
要旨 向田邦子作品の比喩や思い込みに着目した前二著に続き、本著では「最後の一文」に着目する。短編小説ならびに『父の詫び状』所収エッセイについて、簡潔に内容を紹介しつつ末尾文を引用し、しめくくりの意図を解説。読者に「カタルシス」を感じさせると評価の高い、向田邦子の末尾文がこの一冊で凝縮して味わえる。
目次 小説編(写真機のシャッターがおりるように、庭が急に闇になった。―(かわうそ);庄治は坂の途中で立ち止り、指先でポケットの小銭を探した。―(だらだら坂);江口はゆっくりと水を飲んだ。―(はめ殺し窓);ただの縁起かつぎかな、と思いながら半沢も負けずに肉にかぶりついた。―(三牧肉) ほか);エッセイ編(それが父の詫び状であった。―(父の詫び状);いたずら小僧に算盤で殴られ、四ツ玉の形にへこんでいた弟の頭も、母の着物に赤いしみをつけてしまった妹の目尻も、いまは思い出のほかには、何も残っていないのである。―(身体髪膚);隣りの神様を拝むのに、七年もかかってしまった。―(隣りの神様);写さなかったカメラのせいか、バッグが行きよりも重いように思えた。―(記念写真) ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7879-6180-8   4-7879-6180-2
書誌番号 1113815232

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
港南 公開 Map 910/ム 一般書 利用可 - 2067414538 iLisvirtual
戸塚 公開 910/ム 一般書 貸出中 - 2067241471 iLisvirtual