フェヒナー、ヘッケル、ドリーシュ --
福元圭太 /著   -- 九州大学出版会 -- 2020.10 -- 22cm -- 473,40p

資料詳細

タイトル 賦霊の自然哲学
副書名 フェヒナー、ヘッケル、ドリーシュ
著者名等 福元圭太 /著  
出版 九州大学出版会 2020.10
大きさ等 22cm 473,40p
分類 134.7
個人件名 フェヒナー,G.T.
注記 文献あり 索引あり
注記 布装
著者紹介 1960年生まれ。大阪外国語大学ドイツ語学大学院修士課程修了。ベルリン・フンボルト大学、ボン大学留学、ミュンヒェン大学日本センター客員講師。現在、九州大学大学院言語文化研究院教授。九州大学博士(文学)。ドイツ文学・思想研究。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序論. 魂は物理的に計測できるか. フェヒナーにおけるモデルネの「きしみ」. 『ツェント-アヴェスタ』における賦霊論と彼岸. 『精神物理学原論』の射程. 光明観と暗黒観の相克. フェヒナーからフロイトへ. フロイトのメタ心理学とフェヒナー. ライプチヒのフェヒネル. ダーウィンからヘッケルへ. ゲーテとヘッケル. 個体発生・系統発生・精神分析. 『宇宙の謎』の謎. ポエジーの自然科学的基盤. マッハとホフマンスタールの「瞬間」. トーマス・マン『ファウストゥス博士』における「有機的なもの」と「無機的なもの」. 「エンテレヒー」の行方. ハンス・ドリーシュと超心理学. 結論
内容紹介 物理学者フェヒナー、進化生物学者ヘッケル、そして発生生物学者ドリーシュ。これら実証主義的自然科学者としての出自を持つ3名が、「ネオ・ロマン主義的自然哲学者」へと変貌していく消息を追う。フロイトや漱石らへの影響も明らかにする。
要旨 自然科学的「世界の数量化」に抗し世界の「質」を問う哲学へ。科学者から哲学者へと変貌を遂げた3名が論じる神と自然、魂の存在―彼らの思索を追い、フロイト、トーマス・マン、漱石、足穂らへの影響も明らかにする。
目次 第1部 グスタフ・テオドール・フェヒナー(魂は物理的に計測できるか;フェヒナーにおけるモデルネの「きしみ」;『ツェント‐アヴェスタ』における賦霊論と彼岸 ほか);第2部 エルンスト・ヘッケル(ダーウィンからヘッケルへ;ゲーテとヘッケル;個体発生・系統発生・精神分析 ほか);第3部 ハンス・ドリーシュ(「エンテレヒー」の行方;ハンス・ドリーシュと超心理学)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7985-0288-5   4-7985-0288-X
書誌番号 1113816025
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113816025

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