Woman’s Best -- 韓国女性文学シリーズ
チェウンミ /著, 橋本智保 /訳   -- 書肆侃侃房 -- 2020.9 -- 19cm -- 381p

資料詳細

タイトル 第九の波
シリーズ名 Woman’s Best 韓国女性文学シリーズ
著者名等 チェウンミ /著, 橋本智保 /訳  
出版 書肆侃侃房 2020.9
大きさ等 19cm 381p
分類 929.13
著者紹介 【チェウンミ】1978年、江原道インジェ生まれ。東国大学史学科を卒業したあと、仏学研究所に勤める。2008年『現代文学』の新人推薦に短編小説「泣いて行く」が当選し、作家としてデビュー。小説集に『あまりに美しい夢』『目連正伝』、中編小説に『昨日は春』、長編小説には『第九の波』がある。2014、2015、2017年と続けて若い作家賞を受賞。『第九の波』は、2018年大山文学賞を受賞した。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 2012年、江原道にある町で実際に起こった事件をモチーフにした作品。ソン・イナ、ユン・テジン、ソ・サンファという主人公を通して、一見平和そうな田舎の小さな町の裏側を生々しく描く。私たちの生きている社会のあり方を問う物語。
要旨 この作品は、2012年、江原道にある町で実際に起こった事件をモチーフにしているが、ルポや告発小説とは異なる。ソン・イナ、ユン・テジン、ソ・サンファという主人公を通して、一見平和そうな田舎の小さな町の裏側を生々しく描く。そこには富の分配から疎外され、不条理な生活を強いられた人々がいる。著者のチェ・ウンミは、捗州を金と権力によって手中に収めようとする者たちが現れるのも、私たちの生きている社会に問題があるのではないかと問い続ける。作品の最後の方でソン・イナが、荒波が押し寄せては引いていく捗州の海岸をゆっくり歩いていくシーンがある。『第九の波』は、それでも私たちはこの社会で戦いながら生きていかなければならないという、チェ・ウンミ文学らしいテーマを垣間見せてくれる。
ISBN(13)、ISBN 978-4-86385-417-8   4-86385-417-X
書誌番号 1113816750
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113816750

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