伊藤徹 /著   -- 堀之内出版 -- 2020.9 -- 19cm -- 243p

資料詳細

タイトル 《時間》(とき)のかたち
著者名等 伊藤徹 /著  
出版 堀之内出版 2020.9
大きさ等 19cm 243p
分類 112
件名 時間・空間 , 芸術-日本
注記 欧文タイトル:The images of Time
著者紹介 1957年、静岡市に生まれる。1980年 京都大学文学部卒業。1985年 京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。現在、京都工芸繊維大学教授(哲学・近代日本精神史専攻)。京都大学博士(文学)。著書『柳宗悦 手としての人間』(平凡社、2003年)他。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:《時間》のかたち. 寺山修司《書を捨てよ町へ出よう》. 小津安二郎の時空表象. 是枝裕和《歩いても歩いても》. 可能性としての「用即美」・柳宗悦. 夏目漱石『道草』が書かれた場所
内容紹介 近代と苦闘する夏目漱石から、日常のなかにある「小さな物語」を描く是枝裕和まで、日本を代表する表現者たちが生み出した多彩な映画や小説作品を横断しながら、そこで紡がれる時間のイメージを読み取る。「時間」をめぐって対話を挑む、比類なき哲学的探究。
要旨 捉えられない「時間」をめぐりいま・ここに留まり自らの言葉で対話を挑む類例なき哲学!
目次 第1章 寺山修司“書を捨てよ町へ出よう”―映画における音楽の機能(寺山修司とはだれか;寺山修司と芸術経験の変容;断ち切られるプロット;四つのシーン;音楽が開く別な場所);第2章 小津安二郎の時空表象(時空とその変容;小津映画の画面構成とその特徴;溝口健二の時空;断片化した空間と滞留する時間);第3章 是枝裕和“歩いても歩いても”―時間の淀み(現在に潜む過去と「小さな物語」;たった一日の物語;「普通」という言葉;日常に走る亀裂);第4章 可能性としての「用即美」・柳宗悦―ものがある場所(「有用性の蝕」と「用即美」という神話;柳・民芸思想の歴史的布置;個人の没落と機能主義;「用即美」を解体する);第5章 夏目漱石『道草』が書かれた場所(『草枕』・「非人情」の世界;「だらしない自然」のリアリズム;「人情」対「非人情」を超えて;「盲動」する眼差し;『道草』の眼差しと未完了の過去;「人格」が解体され続ける世界としての金銭;断念が開く場所)
ISBN(13)、ISBN 978-4-909237-54-5   4-909237-54-2
書誌番号 1113817464
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113817464

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 112 一般書 利用可 - 2067390469 iLisvirtual
磯子 公開 Map 112 一般書 利用可 - 2067390493 iLisvirtual