祥伝社新書 --
岩井秀一郎 /〔著〕   -- 祥伝社 -- 2020.10 -- 18cm -- 226p

資料詳細

タイトル 一九四四年の東條英機
シリーズ名 祥伝社新書
著者名等 岩井秀一郎 /〔著〕  
出版 祥伝社 2020.10
大きさ等 18cm 226p
分類 289.1
個人件名 東条 英機
注記 文献あり 年譜あり
著者紹介 歴史研究者。1986年、長野県生まれ。2011年、日本大学文理学部史学科卒業。以後、昭和史を中心とした歴史研究・調査を続けている。著書に、山本七平賞奨励賞を受賞した『多田駿伝――「日中和平」を模索し続けた陸軍大将の無念』(小学館)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 1944年は近代日本の矛盾を東條英機が体現した年だった。はたして、東條は「独裁者」だったのか。なぜ、この措置を取らねばならなかったのか。東條の参謀総長兼任を焦点として、「日本の失敗」について見ていく。
要旨 一九四四年、何が行なわれたか。昭和十九(一九四四)年二月二十一日、東條英機首相兼陸相は参謀総長に就任する。明治維新以来、首相・陸相・参謀総長を一人で担った人物はいない。陸軍はもちろん、内務省などにも人脈を張り巡らせた、長州閥の領袖・山県有朋ですら、なし得なかった。各所から反発・抵抗を受けるなか、東條はなぜ権力集中を強行したのか。本当に独裁者なのか。著者は、近代日本の矛盾を体現したのが「一九四四年の東條英機」であり、そこから「明治のシステム」の欠陥が読み解けるという。昭和史に新たな視点を持ち込み、これまでの東條像に一石を投じる意欲作。
目次 はじめに―日本近代史における一九四四年;第1章 反長州閥の血 1855~1913年;第2章 栄達、そして開戦へ 1914~1943年;第3章 東條包囲網 1943年;第4章 集中する権力 1944年;第5章 崩壊 1944~1945年;終章 近代日本の限界;おわりに―スガモプリズンの痕跡
ISBN(13)、ISBN 978-4-396-11612-5   4-396-11612-8
書誌番号 1113817482
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113817482

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