戦争をまたぐ歴史のなかで --
朱宇正 /著   -- 名古屋大学出版会 -- 2020.10 -- 22cm -- 324,24p

資料詳細

タイトル 小津映画の日常
副書名 戦争をまたぐ歴史のなかで
著者名等 朱宇正 /著  
出版 名古屋大学出版会 2020.10
大きさ等 22cm 324,24p
分類 778.21
個人件名 小津 安二郎
注記 原タイトル:The Cinema of Ozu Yasujiro
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 韓国・ソウルに生まれる。2006年、ニューヨーク市立大学映画・メディア学科卒業。2012年、ウォーリック大学(英国)大学院映画・テレビ学科博士課程修了、Ph.D.。現在、名古屋大学大学院人文学研究科超域社会文化センター共同研究員。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 小津は保守的で日本的なのか。だとしても、それはどういう意味でか。映画産業との関係を含め、大不況や戦争、復興など、近代性と葛藤する同時代の日本の歴史的文脈の中、それとせめぎ合う作品を精緻に読み解き、新たな小津像を提示する。
要旨 無の美学から日常の政治性へ。小津は保守的で日本的なのか。だとしても、それはどういう意味でか。映画産業との関係を含め、大不況や戦争、復興など、近代性と葛藤する同時代の日本の歴史的文脈のなか、それとせめぎ合う作品を精緻に読み解き、新たな小津像を提示した国際的力作。
目次 第1章 初期の小津―小市民映画と日常的リアリズム(松竹の誕生―小山内と野村;蒲田調と日常のリアリズム;日本の中産階級と小津の小市民映画;日常における逸脱);第2章 過渡期における小津―サウンドの到来とファミリー・メロドラマ(小津とトーキー;喜八もの―ノスタルジックな世界への/からの旅;共感における連帯―小津の女性映画);第3章 戦時期の小津―ブルジョワ・ドラマと国策映画の間で(軍国主義との妥協―大船と小津の戦時期;ブルジョワ婦人と日常のジェンダー・ポリティクス;不在の父と小津のヒューマニズム的戦争ドラマ);第4章 戦後の小津―占領期の小津映画と復興された東京(戦争、戦後、近代;占領期の小津映画における日常とジェンダー関係;一つの都市の二つの物語―復興された東京と失われた東京);第5章 晩年の小津―新世代と新サラリーマン映画(新世代;新生活)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8158-1002-3   4-8158-1002-8
書誌番号 1113818972
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113818972

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