語形成・意味・構文 --
由本陽子 /編, 岸本秀樹 /編   -- 開拓社 -- 2020.10 -- 22cm -- 304p

資料詳細

タイトル 名詞をめぐる諸問題
副書名 語形成・意味・構文
著者名等 由本陽子 /編, 岸本秀樹 /編  
出版 開拓社 2020.10
大きさ等 22cm 304p
分類 801.5
件名 名詞
注記 索引あり
著者紹介 【由本陽子】大阪大学言語文化研究科教授。主要業績:『複合動詞・派生動詞の意味と統語』(ひつじ書房、2005年)、“Variation in N-V Compound Verbs in Japanese”(Lingua 120,2010)、『レキシコンに潜む文法とダイナミズム』(開拓社、2011年)、『複雑述語研究の現在』(岸本秀樹氏との共編、ひつじ書房、2014年)、『語彙意味論の新たな可能性を探って』(小野尚之氏との共編、開拓社、2015年)、など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「動詞連用形+名詞」複合語の多義について 杉岡洋子著. 名詞転換動詞形成にかかわる制約 伊藤たかね著. 日本語の「名詞+動詞連用形/形容詞」型複合語形成における「形質名詞」の役割 由本陽子著. 同格名詞句における各名詞句の役割 眞野美穂著. 軽動詞構文における強制と共合成 小野尚之著. 動詞意味論における事象の反復性 志田祥子著 中谷健太郎著. 難易文・可能文における裸名詞句の解釈と統語構造 鈴木彩香著 竹沢幸一著. 「Xは高い」と「Xは高さがある」の比較から見た尺度構文の統語構造 小川芳樹著 新国佳祐著 和田裕一著. 構文交替への語彙派生アプローチ 工藤和也著. 構文に生起する派生名詞と受動化 小薬哲哉著. 周辺的現象から見る英語名詞句の統語論 前川貴史著. 名詞のクオリアと中国語の場所を表す非典型的目的語 于一楽著. ハンガリー語の所有標識 江口清子著. シンハラ語の名詞修飾節における主語の格標示 岸本秀樹著
要旨 語彙意味論の研究は、従来動詞中心に展開してきたが、近年の新たな理論的な発展の結果、これまであまり注目されてこなかった名詞の研究への関心が高まってきている。本論文集は、近年、特に注目を浴びている名詞の文法的役割について、日英語に限らず諸言語にも目を向けながら、文レベルや語レベルのさまざまな文法現象を詳細に分析し、新たな知見をもたらす画期的な成果を著した論考を集結した語彙意味論の最新論文集である。
目次 1 名詞が関わる語形成の問題(「動詞連用形+名詞」複合語の多義について;名詞転換動詞形成にかかわる制約―英語の作成動詞と産出動詞を中心に ほか);2 名詞が関わる意味解釈の問題(同格名詞句における各名詞句の役割;軽動詞構文における強制と共合成―「する」と「ある」をめぐって ほか);3 名詞が関わる統語の問題(難易文・可能文における裸名詞句の解釈と統語構造;「Xは高い」と「Xは高さがある」の比較から見た尺度構文の統語構造 ほか);4 諸言語における名詞の問題(名詞のクオリアと中国語の場所を表す非典型的目的語;ハンガリー語の所有標識 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7589-2290-6   4-7589-2290-X
書誌番号 1113824232

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