近代家族イデオロギーを超えて -- MINERVA社会福祉叢書 --
栗山直子 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2020.9 -- 22cm -- 197p

資料詳細

タイトル 子ども虐待防止支援の実証分析
副書名 近代家族イデオロギーを超えて
シリーズ名 MINERVA社会福祉叢書
著者名等 栗山直子 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2020.9
大きさ等 22cm 197p
分類 367.6
件名 児童虐待-日本
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1971年 兵庫県生まれ。2017年 関西学院大学大学院人間福祉研究科博士課程修了。博士(人間福祉、関西学院大学)。現在 追手門学院大学経済学部准教授。著書に「家族・子育てと地域」(第6章)『住民主体の地域福祉論――理論と実践』(井岡勉監修、共著)法律文化社、2008年など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:近代家族イデオロギーという呪縛. 「母性的な母親」と「滅ぼそうとする母親」. 近代家族イデオロギーによって急かされる「自立」. 母親役割と意味づけに関する調査. 子ども虐待の一因としての近代家族イデオロギー. 近代家族イデオロギーからの脱却. もう1つの社会的養護
内容紹介 我々は近代以来の「理想の家族像」という固定観念に生き方を規制され、子ども虐待という弊害まで生みだした。虐待のケースを分析し、発生のメカニズムを明らかにするとともに、個人の意味づけや家族の関係性など家族内部に目を向けることの重要性を説く。
要旨 社会が大きく変容しているにもかかわらず、我々は近代以来の「理想の家族像」という固定観念、つまり近代家族イデオロギーに生き方を規制され、子ども虐待という弊害まで生みだした。そうした虐待のケースをグラウンデッド・セオリー・アプローチで分析し、発生のメカニズムを明らかにするとともに、個人の意味づけや家族の関係性など家族内部に目を向けることの重要性を説く。
目次 第1章 近代家族イデオロギーという呪縛;第2章 「母性的な母親」と「滅ぼそうとする母親」;第3章 近代家族イデオロギーによって急かされる「自立」―子どもにとっての安全基地の剥奪;第4章 母親役割と意味づけに関する調査―シンボリック相互作用論を手がかりに;第5章 子ども虐待の一因としての近代家族イデオロギー―児童虐待相談機関を訪れた母親たち;第6章 近代家族イデオロギーからの脱却;補章 もう1つの社会的養護―ニュージーランドの祖父母による孫の養育
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-08850-8   4-623-08850-2
書誌番号 1113824359

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