ウラジーミル・ソローキン /著, 松下隆志 /訳   -- 河出書房新社 -- 2020.10 -- 20cm -- 312p

資料詳細

タイトル マリーナの三十番目の恋
著者名等 ウラジーミル・ソローキン /著, 松下隆志 /訳  
出版 河出書房新社 2020.10
大きさ等 20cm 312p
分類 983
注記 原タイトル:ТРИДЦАТАЯ ЛЮБОВЬ МАРИНЫ
注記 著作目録あり
著者紹介 【ウラジーミル・ソローキン】1955年ロシア生まれ。70年代後半からモスクワのコンセプチュアリズム芸術運動に関わる。83年、当時のソ連を象徴する風景を戯画化した作品『行列』を発表し、欧米で注目を集める。以後、本書『マリーナの三十番目の恋』(82-84)、『ロマン』(85-89)、『四人の心臓』(91)などを発表し、2010年に『氷』でゴーリキー賞受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 旧ソ連モスクワ。退廃的な日々を送る反体制レズビアン音楽教師マリーナが、30番目の恋によって模範工員となる。破格の文体と過激な描写で高く評価される、『青い脂』と並ぶ初期代表作。
要旨 美しい三十歳の女性マリーナは、ソルジェニーツィンに傾倒する反体制のピアノ教師。スターリンが死んだ年に生を享け、子ども時代からピアニスト修業を重ねた。父の自殺ののち、祖母に育てられた彼女は、男を愛したことがない。優雅な指としなやかな体をもつ最初の恋人マリヤ、電車に轢かれて真っ二つになったヴィーカ、強盗遊びに大好きだったリューバ、サッフォーの生まれ変わりを自称するニーナ、天使のような顔をした肉感的な唇のサーシャ…。やがて三十番目の恋が訪れたとき、彼女の世界は一変する。『青い脂』とならぶ初期代表作。反体制レズビアンの奔放な性と、旧ソ連の閉塞社会が織りなす奇妙な官能的物語。モスクワ・アンダーグラウンド芸術に参画した若きソローキンによる逆説的ディストピア。
ISBN(13)、ISBN 978-4-309-20809-1   4-309-20809-6
書誌番号 1113824388

所蔵

所蔵は 2 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 983 一般書 利用可 - 2067397285 iLisvirtual
山内 公開 Map 983 一般書 利用可 - 2068745120 iLisvirtual