幽霊から戦争責任まで -- 水声文庫 --
田尻芳樹 /編, 秦邦生 /編, レベッカ・L.ウォルコウィッツ /〔ほか著〕   -- 水声社 -- 2020.10 -- 20cm -- 317p

資料詳細

タイトル カズオ・イシグロと日本
副書名 幽霊から戦争責任まで
シリーズ名 水声文庫
著者名等 田尻芳樹 /編, 秦邦生 /編, レベッカ・L.ウォルコウィッツ /〔ほか著〕  
出版 水声社 2020.10
大きさ等 20cm 317p
分類 930.28
件名 日本-文学上
個人件名 イシグロ,カズオ
注記 欧文タイトル:Kazuo Ishiguro AND Japan
注記 文献あり
著者紹介 【田尻芳樹】1964年生まれ。東京大学教授(イギリス文学)。著書に、『ベケットとその仲間たち-クッツェーから埴谷雄高まで』(論創社、2009年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:イシグロの背信 レベッカ・L・ウォルコウィッツ著 井上博之訳. 夕餉に響く山の音とキリストの声 荘中孝之著. 未刊行の初期長編「長崎から逃れて」 麻生えりか著. 幻のゴースト・プロジェクト 加藤めぐみ著. フィルムのない映画 菅野素子著. 『浮世の画家』を歴史とともに読む 田尻芳樹著. イシグロの名声 マイケル・サレイ著 奥畑豊訳. 自己欺瞞とその反復 秦邦生著. 『わたしたちが孤児だったころ』における故郷への違和感と失われた母語 三村尚央著. 蜘蛛であること レベッカ・スーター著 与良美紗子訳
内容紹介 日本を舞台にした『遠い山なみの光』など初期作品の読解はもちろん、未刊行の草稿ノート類の調査によって見出された、日本をめぐる幻の作品たちも大々的に紹介・考察。イシグロに潜在し、イシグロを包み込む、近くて遠い「日本」のかたちを見渡す。
要旨 芸術、戦争、原爆、幽霊、故郷―日本を舞台にした『遠い山なみの光』『浮世の画家』など初期作品の読解はもちろん、未刊行の草稿ノート類の調査によって見出された、日本をめぐる幻の作品たちも大々的に紹介・考察。イシグロに潜在し、イシグロを包みこむ、近くて遠い“日本”のかたちを見晴るかす。
目次 イシグロの背信;夕餉に響く山の音とキリストの声;未刊行の初期長編「長崎から逃れて」―カズオ・イシグロの描く原爆;幻のゴースト・プロジェクト―イシグロ、長崎、円山応挙;フィルムのない映画―吉田喜重による『女たちの遠い夏』;『浮世の画家』を歴史とともに読む;イシグロの名声;自己欺瞞とその反復―黒澤明、プルースト、『浮世の画家』;『わたしたちが孤児だったころ』における故郷への違和感と失われた母語;「蜘蛛であること」―カズオ・イシグロの二世界文学
ISBN(13)、ISBN 978-4-8010-0508-2   4-8010-0508-X
書誌番号 1113824472
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113824472

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