志村三代子 /編, 角尾宣信 /編, 四方田犬彦 /〔ほか〕執筆   -- 水声社 -- 2020.10 -- 20cm -- 554p

資料詳細

タイトル 渋谷実巨匠にして異端
著者名等 志村三代子 /編, 角尾宣信 /編, 四方田犬彦 /〔ほか〕執筆  
出版 水声社 2020.10
大きさ等 20cm 554p
分類 778.21
個人件名 渋谷 実
注記 文献あり 作品目録あり
著者紹介 【志村三代子】都留文科大学文学部准教授。著書に『淡島千景-女優というプリズム』(共編著、青弓社、2009年)、『映画人・菊池寛』(藤原書店、2013年)、『川島雄三は二度生まれる』(共編著、水声社、2018年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:歴史と私たちを抉り返すために 角尾宣信著. 渋谷実における群れの認識 四方田犬彦著. 渋谷実の異常な女性映画 河野真理江著. 『本日休診』における「現在」 具珉婀著. ダークヒーローの誕生 志村三代子著. 『やっさもっさ』と「講和」 紙屋牧子著. 無人の荒野へ 角尾宣信著. ルポルタージュを劇映画にするということ 鳥羽耕史著. 笠智衆と鳥籠 坂尻昌平著. 「渋ジイ」が描く女性の老い 久保豊著. 渋谷実の音響空間 長門洋平著. 切断と相対化の果て 川崎公平著. 渋谷実の運動空間と男たちの罪と罰 角尾宣信著. 語らず/語りえずの渋谷実を語る 熊谷勲〔ほか〕述 紙屋牧子〔ほか〕述 坂尻昌平〔ほか〕述. 忘れられたなんて言わないで、悲しいから 有馬稲子述 志村三代子聞き手・構成 角尾宣信聞き手・構成. 意地悪じいさんに意地悪されたことなんてない 香川京子述 志村三代子聞き手・構成 角尾宣信聞き手・構成. 父・渋谷実の思い出 高橋蕗子述 高橋志保彦述 坂尻昌平聞き手・構成 志村三代子聞き手・構成 角尾宣信聞き手・構成
内容紹介 「自由学校」や「本日休診」で戦後日本の都会風俗を活写するとともに、「現代人」など人間や時代の深層を軽妙かつ鋭利に、ときに悪辣なまでに風刺する作品群を世に問うた渋谷実。今こそ回帰する“忘れられた巨匠”の予言的映画美学。
要旨 『自由学校』や『本日休診』で戦後日本の都会風俗を活写するとともに、『現代人』『勲章』『気違い部落』など、人間や時代の深層を軽妙かつ鋭利に、ときに悪辣なまでに風刺する悲喜劇的な作品群を世に問うた渋谷実。小津安二郎や木下惠介と並ぶ巨匠と見なされた映画監督であったが、その存在は今や忘却の淵に沈みつつある…混迷を深める現代、細緻な作品分析のもとに今こそ回帰する“忘れられた巨匠”の予言的映画美学。
目次 1(渋谷実の異常な女性映画―または彼は如何にして慣例に従うのを止めて『母と子』を撮ったか;『本日休診』における「現在」―渋谷実と風俗喜劇;ダークヒーローの誕生―骨稽きわまる人間悲喜劇としての『現代人』 ほか);2(笠智衆と鳥籠―『酔っぱらい天国』を中心に;「渋ジイ」が描く女性の老い―『もず』の淡島千景を代表例に;渋谷実の音響空間―音の層、あるいは映画的語り手の声をめぐって ほか);3(語らず/語りえずの渋谷実を語る―熊谷勲氏を囲んで 座談会 熊谷勲・紙屋牧子・坂尻昌平・鷲谷花;忘れられたなんて言わないで、悲しいから 有馬稲子インタビュー;意地悪じいさんに意地悪されたことなんてない 香川京子インタビュー ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8010-0510-5   4-8010-0510-1
書誌番号 1113824473
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113824473

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