『存在と無』に見るサルトルのレジスタンス --
生方淳子 /著   -- 法政大学出版局 -- 2020.10 -- 22cm -- 496,48p

資料詳細

タイトル 戦場の哲学
副書名 『存在と無』に見るサルトルのレジスタンス
著者名等 生方淳子 /著  
出版 法政大学出版局 2020.10
大きさ等 22cm 496,48p
分類 135.54
件名 存在と無
個人件名 サルトル,ジャン・ポール
注記 欧文タイトル:Philosophie sur les champs de bataille
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1957年、群馬県生まれ。1980年、青山学院大学文学部卒業。1983年、東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1996年、パリ第1(パンテオン=ソルボンヌ)大学博士課程修了。哲学博士。国士舘大学教授。主な共著に『サルトル、21世紀の思想家』(思潮社)、『サルトル読本』(法政大学出版局)、『死の人間学』(金子書房)、『子どもの暮らしの安全・安心~命の教育へ』(金子書房)がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 サルトル研究の第一人者ミシェル・コンタは『存在と無』はレジスタンスの書であるという。そこからさらに、サルトルがカントとヘーゲルに挑戦し、フッサールとハイデガーの批判的継承を通して、新たな自由の哲学を打ち立てようとする思考回路を見出す。
要旨 戦争を招いた“愚劣さ”への哲学によるレジスタンス。サルトルは“愚劣さ”への怒りに突き動かされていた。戦争に、自己欺瞞や無反省的な服従へと陥る人間のあり方に。本書はサルトル研究の第一人者ミシェル・コンタの未刊行講演「『存在と無』とレジスタンス」を受け、サルトルがカントとヘーゲルへの挑戦とフッサールとハイデガーの批判的継承をとおして新たな自由の哲学を打ち立てようとする思考回路を見出す。
目次 第1部 ナチズムの闇の中で(『存在と無』とレジスタンス―ミシェル・コンタ講演解説;第二次世界大戦と『存在と無』の生成);第2部 ドイツ哲学の地平を見据えて(カント;ヘーゲル);第3部 新たな自由の地平を目指して(フッサールおよびハイデガーとの出会いの神話;フッサールとハイデガーの間で;課題とメッセージ);終章 戦争と存在論(二〇世紀の戦争とサルトル;二一世紀のレジスタンス)
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-15111-8   4-588-15111-8
書誌番号 1113824588

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