大津雄一 /著   -- 勉誠出版 -- 2020.10 -- 20cm -- 345,15p

資料詳細

タイトル 挑発する軍記
著者名等 大津雄一 /著  
出版 勉誠出版 2020.10
大きさ等 20cm 345,15p
分類 913.43
件名 軍記物語
注記 索引あり
著者紹介 1954年生まれ。早稲田大学教育・総合科学学術院教授。博士(文学)。専門は、日本中世文学。軍記全般を対象とする。著書に『軍記と王権のイデオロギー』(翰林書房、2005年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:軍記と暴力. 『平家物語』という祝祭. いくさと少年たち. 『平家物語』の語る愛. 残された女の物語. 慈光寺本『承久記』は嘆かない. 『太平記』の「知」. 野蛮と純朴. 時勢と英雄. 何のために?-『平家物語』群読の危うさ. 『平家物語』に惚れさせない
内容紹介 「いくさ」を描く物語はなにを我々に伝えているのか。首のないむくろ、切腹して折り重なる死骸。愛のために生き、そして死んでいった親子や夫婦、主従たち。「死」と「生」の物語の持つ魅力と意義、そして可能性を解き明かす。
要旨 「暴力」と「愛」と―「いくさ」を描く物語はなにを我々に伝えているのか。大量の血と首、首のないむくろ、切り落とされた手、切腹して折り重なる死骸。愛のために生き、そして死んでいった親子や夫婦、主従たち。『平家物語』『太平記』などに代表される「いくさ」を描いた物語は、いまなお、なぜ読まれ、語り継がれていくのか。「死」と「生」の物語のもつ魅力と意義、そして可能性をあざやかに解き明かす。
目次 第1部 いくさの表象(軍記と暴力;『平家物語』という祝祭;いくさと少年たち);第2部 愛の表象(『平家物語』の語る愛;残された女の物語);第3部 知の様相(慈光寺本『承久記』は嘆かない;『太平記』の「知」);第4部 英雄の誕生(野蛮と純朴;時勢と英雄);第5部 教室の『平家物語』(何のために?―『平家物語』群読の危うさ;『平家物語』に惚れさせない)
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-22292-7   4-585-22292-8
書誌番号 1113824886
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113824886

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