星海社新書 --
大塚英志 /著   -- 星海社 -- 2020.10 -- 18cm -- 334p

資料詳細

タイトル 文学国語入門
シリーズ名 星海社新書
著者名等 大塚英志 /著  
出版 星海社 2020.10
大きさ等 18cm 334p
分類 375.84
件名 国語科-高等学校 , 文学教育-日本
著者紹介 まんが原作者・批評家。1958年東京都生まれ。まんが原作者としての近作に『クウデタア〈完全版〉』など、近著に『手塚治虫と戦時下メディア理論』などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 悪名高い国語新指導要領は「近代文学の出番だ」と言っている!?「私」が「社会」の中で「他者」と生きる手立てを理解するツールとしての「近代文学」。その読み方を学ぶため、まずは「文学」を「疑う」ところから始める。
要旨 2022年から実施予定の高等学校学習指導要領(新指導要領)において、国語科は大幅な改革が断行されます。その目玉はマニュアルや契約書といった「実用的」な文章を役立てるための「論理国語」設置にあり、「文学国語」は軽視されるのでは、と受け止められました。しかし新指導要領には、国語科は「他者と社会の中での関わり方」の涵養が目標だと書かれています。それこそは、明治期に成立し「転スラ」にまで至る日本の「近代文学」が一貫して問い続けてきたものなのです。「私」が「社会」の中で「他者」と生きる手立てを理解するツールとしての「近代文学」。その読み方を学ぶため、まずは「文学」を「疑う」ところから始めましょう。
目次 プロローグ 他者と生きる術を学ぶのが「文学国語」なら、それは「近代文学」の出番ではないか;第1章 「私」を疑う;第2章 「他者」を疑う;第3章 「物語」を疑う;第4章 「世界」を疑う;第5章 「作者」を疑う;第6章 「読者」を疑う;終章 結局、青葉真司はどんな小説を書けばよかったのか
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-521658-3   4-06-521658-3
書誌番号 1113824947
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113824947

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