25年目の教訓と課題 --
長有紀枝 /編著   -- 東信堂 -- 2020.10 -- 22cm -- 252p

資料詳細

タイトル スレブレニツァ・ジェノサイド
副書名 25年目の教訓と課題
著者名等 長有紀枝 /編著  
出版 東信堂 2020.10
大きさ等 22cm 252p
分類 329.7
件名 ジェノサイド-ボスニア・ヘルツェゴビナ , ユーゴスラビア内戦(1991~1995)
注記 索引あり
著者紹介 立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科・社会学部教授。1987年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。1990年早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了。2007年東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム博士課程修了(博士)。立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科特任教授を経て、2010年より同研究科および社会学部教授。1991~2003年まで国際協力NGO難民を助ける会の専従職員として、紛争下の緊急人道支援や難民支援、地雷対策に携わる。2008年より同会理事長。主な著書に『スレブレニツァ あるジェノサイドをめぐる考察』(東信堂、2009年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:スレブレニツァ事件を再構築する 長有紀枝著. スレブレニツァの集合的記憶 藤原広人著. スレブレニツァ事件をどう伝えていくのか 柴宜弘著. “共存”の政治風土は醸成され得るのか 橋本敬市著. ICTYによる国際刑事捜査とスレブレニツァ 藤原広人著. 国際刑事裁判におけるジェノサイド罪と迫害罪 尾崎久仁子著. スレブレニツァ事件に関わる国際刑事責任の基本原則 佐藤宏美著. スレブレニツァと国連PKO 明石康著. 国連平和維持活動における行為の帰属 岡田陽平著. スレブレニツァと「文民保護」の現在 篠田英朗著
内容紹介 1995年、ボスニア東部のスレブレニツァで起こったボシュニャク(ムスリム)人の虐殺。地域研究・歴史学、国際法学、国際政治学それぞれの観点から、スレブレニツァ・ジェノサイドを多角的・重層的に捉え直すことで、その実像を浮かび上がらせる。
要旨 凄惨なジェノサイド―その今日的意味とは何か?1995年、ボスニア東部のスレブレニツァで起こったボシュニャク(ムスリム)人の虐殺は「第二次世界大戦以来の欧州で最悪の虐殺」と称され、旧ユーゴスラヴィア国際刑事裁判所で唯一「ジェノサイド」と認定されている。事件から25年が経過した今日、改めてこうした歴史的事実を見つめ直し、現代を生きる我々に向けた教訓としなければならないだろう。本書は、地域研究・歴史学、国際法学、国際政治学それぞれの観点から、スレブレニツァ・ジェノサイドを多角的・重層的に捉え直すことで、その実像を浮かび上がらせる。第一線で活躍する研究者・実務家らによる渾身の労作!
目次 第1部 地域研究・歴史学の視点から(スレブレニツァ事件を再構築する―認定事実としてのスレブレニツァ事件と再発予防の処方箋;スレブレニツァの集合的記憶;スレブレニツァ事件をどう伝えていくのか―バルカン諸国共通歴史教材を一例として;“共存”の政治風土は醸成され得るのか―投票行動にみるスレブレニツァの現在);第2部 国際刑事裁判と国際法学の視点から(ICTYによる国際刑事捜査とスレブレニツァ;国際刑事裁判におけるジェノサイド罪と迫害罪―スレブレニツァからイトゥリへ;“解説”スレブレニツァ事件に関わる国際刑事責任の基本原則);第3部 国連平和維持活動(PKO)と国際政治学・平和構築の視点から(“講演”スレブレニツァと国連PKO;国連平和維持活動における行為の帰属―スレブレニツァをめぐるオランダ国内裁判例の分析;スレブレニツァと「文民保護」の現在―憲章7章の柔軟運用と地域機構の役割)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7989-1646-0   4-7989-1646-3
書誌番号 1113825544

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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