近世から現代まで --
伊達聖伸 /編著   -- 勁草書房 -- 2020.10 -- 22cm -- 306,26p

資料詳細

タイトル ヨーロッパの世俗と宗教
副書名 近世から現代まで
著者名等 伊達聖伸 /編著  
出版 勁草書房 2020.10
大きさ等 22cm 306,26p
分類 192.3
件名 キリスト教と政治-ヨーロッパ-歴史-近代
著者紹介 1975年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻准教授。専門は宗教学、フランス語圏地域研究。近年の論考に、『ライシテから読む現代フランス:政治と宗教のいま』(岩波新書、2018年)他。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:本書の目的・特色・構成 伊達聖伸著. 世俗の時代のヨーロッパにおける政教関係の構造と変容 伊達聖伸〔ほか〕著 小川公代〔ほか〕著 木村護郎クリストフ〔ほか〕著. 一六、一七世紀スペインにおける政教関係 内村俊太著. ポルトガルにおける権威主義体制の民主化とカトリック教会 西脇靖洋著. ヨーロッパの公教育制度におけるイスラーム教育導入のプロセスと論点 見原礼子著. 国家の世俗性のゆくえ 井上まどか著. 冷戦下での西ドイツ・ポーランドの和解に宗教はどう関与したのか 木村護郎クリストフ著 加藤久子著. スレブレニツァのモスクと教会 立田由紀恵著. 一九世紀イギリス文学の「世俗化」 小川公代著. 聖母巡礼地における所属と実践 岡本亮輔著. 現代イギリスにおける宗教的多様性とホスピス 諸岡了介著. トランスヒューマニズムと「人新世」 増田一夫著
内容紹介 宗教の時代から、世俗の時代へ。近世から現代にいたる時期のヨーロッパにおける世俗と宗教の関係を、政教関係の構造的変容を中心として、総合的かつ多角的に論じる。
要旨 神への信仰が自明だった宗教の時代から、ひとつの選択肢にすぎなくなる世俗の時代へ。こうした歴史認識の前提となっている西洋社会だが、「西方キリスト教」世界の世俗と宗教のあり方も実際は多様で、様々な内的葛藤をはらんでいる。その内実を、政教構造の分析を中心に、「ヨーロッパの東」による相対化も交え明らかにしていく。宗教と政治、教育、戦争と平和、実践と所属、生と死など、多角的なテーマの切り口にも注目。コラム、各国現状を比較した資料付き。
目次 第1部 総論 世俗の時代のヨーロッパにおける政教関係の構造と変容(近世―宗教改革から領域主権国家の確立と王権の強化まで(一六世紀~一八世紀);近代―世俗的世界観の覇権の時代(一九世紀~二〇世紀前半);現代―宗教的なものの回帰と再構成(二〇世紀後半以降));第2部 各論 世俗的ヨーロッパにおける宗教的なものの輪郭(政教関係の自明性を揺さぶる;教育のなかの宗教を問う;宗教が対立と和解に関与するとき;宗教を信仰・実践・所属に分節化する;多様な生と(不)死の時代に);資料編
ISBN(13)、ISBN 978-4-326-10286-0   4-326-10286-1
書誌番号 1113826834

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 192.3 一般書 貸出中 - 2067430991 iLisvirtual