科学技術の不確実性について -- ちくま学芸文庫 --
ハリー・コリンズ /著, トレヴァー・ピンチ /著, 村上陽一郎 /訳, 平川秀幸 /訳   -- 筑摩書房 -- 2020.11 -- 15cm -- 318p

資料詳細

タイトル 解放されたゴーレム
副書名 科学技術の不確実性について
シリーズ名 ちくま学芸文庫
著者名等 ハリー・コリンズ /著, トレヴァー・ピンチ /著, 村上陽一郎 /訳, 平川秀幸 /訳  
出版 筑摩書房 2020.11
大きさ等 15cm 318p
分類 504
件名 科学技術
注記 原タイトル:THE GOLEM AT LARGE
注記 「迷路のなかのテクノロジー」(化学同人 2001年刊)の改題
注記 文献あり 索引あり
内容紹介 科学技術は強力で役にたつが、不確実性に満ち、危険をももたらす「ゴーレム」である。チェルノブイリ原発事故、スペースシャトル爆発、エイズ…。論争を巻き起こした7つの事例をもとに「作られつつある科学・技術」の本質を解き明かす。
要旨 科学技術は強力で役に立つが、不確実性に満ち、危険をもたらす“ゴーレム”である。湾岸戦争でのパトリオット・ミサイルの成否、チャレンジャー号爆発の責任の帰趨、チェルノブイリ原発事故後の牧夫と科学者の対立、エイズ治療における患者コミュニティの役割…。論争を巻き起こした7つの事例をもとに、「確実で価値中立的な知識」という素朴な科学観を退け、さまざまな仮説や解釈が競合し、政治や経済などと相互作用する「作られつつある科学・技術」の本質を解き明かす。科学が確かな答えを出せず専門家の見解が揺れ動くとき、わたしたちは何を指針とすればいいのか。民主主義社会で科学技術を扱うためのリテラシーを問うた一冊。
目次 序論 技術のゴーレム;1章 鮮やかな撃墜?―湾岸戦争におけるパトリオット・ミサイルの役割;2章 裸にされた打ち上げ―チャレンジャー号爆発の責任を帰すこと;3章 衝突!―核燃料容器と霧散防止ジェット燃料の実験;4章 ゴールドの世界―石油の起源を巡る論争;5章 快適さと歓びの知らせ―七賢人と経済学;6章 子羊の科学―チェルノブイリとカンブリア地方の牧羊農夫たち;7章 アクト・アップ―エイズ治療に貢献する素人の知識;結論 ゴーレムの機能するところ
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-51022-8   4-480-51022-2
書誌番号 1113828818

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