日下田岳史 /著   -- 東信堂 -- 2020.10 -- 22cm -- 286p

資料詳細

タイトル 女性の大学進学拡大と機会格差
著者名等 日下田岳史 /著  
出版 東信堂 2020.10
大きさ等 22cm 286p
分類 377.21
件名 大学-日本 , 女性教育-日本 , 教育格差-日本
注記 索引あり
著者紹介 1982年1月 神奈川県横浜市の郊外に生まれる。2004年 東京大学教育学部卒業。2014年 東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。2018年 東京大学より博士(教育学)の学位を授与される。国立大学法人東京大学一般職員等を経て、大正大学エンロールメント・マネジメント研究所専任講師。主著『震災と学校のエスノグラフィー 近代教育システムの慣性と摩擦』(分担執筆、勁草書房、2020)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:高等教育政策の変遷にみる研究課題の所在. 先行研究のレビュー. 分析枠組みの設定. 収益率分析と結婚の期待効用. 「オールマイティー」な大学と短大離れ. 短大の再発見と「女性向け」進路. 自宅志向という教育費抑制策. 短大世代の仕事・結婚と子供の進路希望. 資金調達力格差とジェンダー格差の緩和に資する教育投資のあり方. 高等教育の量的拡大を説明する古典的マクロ理論
要旨 日本で女性の大学進学率が増加しているのはなぜか?女性の進学先が短大から大学にシフトし、女性にしても男性にしても「大学全入」という言葉が広く使われるようになった。本書は、ライフコースの多様性を前提とする経済分析という視点から、大学進学が女性のライフコースにおける「オールマイティー」な選択肢となっていることを明らかにする。他方で、女性の大学進学率増加の背景に残存するジェンダー・ギャップの諸相を喝破した一冊!
目次 序章 高等教育政策の変遷にみる研究課題の所在;第1章 先行研究のレビュー;第2章 分析枠組みの設定;第3章 収益率分析と結婚の期待効用;第4章 「オールマイティー」な大学と短大離れ―志願率の県別パネル分析;第5章 短大の再発見と「女性向け」進路―関係学科別進学率の時系列データ分析;第6章 自宅志向という教育費抑制策―下宿コストと自宅志向の時系列データ分析;第7章 短大世代の仕事・結婚と子供の進路希望―高1母子データによる分析;終章 資金調達力格差とジェンダー格差の緩和に資する教育投資のあり方;補論 高等教育の量的拡大を説明する古典的マクロ理論
ISBN(13)、ISBN 978-4-7989-1645-3   4-7989-1645-5
書誌番号 1113829818
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113829818

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