右田裕規 /著   -- 吉川弘文館 -- 2020.11 -- 22cm -- 261,6p

資料詳細

タイトル 近現代の皇室観と消費社会
著者名等 右田裕規 /著  
出版 吉川弘文館 2020.11
大きさ等 22cm 261,6p
分類 288.4
件名 皇室-歴史-明治以後 , 消費-日本-歴史-明治以後
注記 索引あり
著者紹介 1973年、島根県生まれ。1998年、京都大学文学部卒業。2004年、京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。現在、山口大学時間学研究所准教授、博士(文学)。〔主要著書〕『天皇制と進化論』(青弓社、2009年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:消費社会のなかの君主制. 二〇世紀初期の脱神聖視傾向. 二〇世紀初期の皇室観とメディア. 村の世界の皇室観. 天皇家の「脱政治化」過程. 帝都住人の祝祭体験. 君主のスペクタクルの知覚様式. 祝祭記念商品の都市購買者像. 戦時期の皇室報道と祝祭体験. 戦後の皇室報道・皇室観. 「御成婚」ブーム再考. 跋扈する〈消費者〉、消える〈国民〉
内容紹介 戦前・戦後で大きな転換を伴う中、天皇制はいかに大衆の支持を維持してきたか。20世紀日本における皇室を商品としたメディア・祝祭記念品の需用のあり方を検討し、人びとの天皇家に対する認識を考察。消費社会化が君主制国家にもたらした影響に迫る。
要旨 戦前・戦後で大きな転換を伴う中、天皇制はいかに大衆の支持を維持してきたか。二〇世紀日本における皇室を商品としたメディア・祝祭記念品の需用のあり方を検討し、人びとの天皇家に対する認識を考察。天皇制支持構造の分析のみならず、その国民統合の象徴的作用が失効していく様相にも言及し、消費社会化が君主制国家にもたらした影響に迫る。
目次 消費社会のなかの君主制;1部 メディアの皇室表象(二〇世紀初期の脱神聖視傾向;二〇世紀初期の皇室観とメディア;村の世界の皇室観 ほか);2部 消費される祝祭行事(帝都住人の祝祭体験;君主のスペクタクルの知覚様式;祝祭記念商品の都市購買者像);3部 戦時・戦後の皇室観(戦時期の皇室報道と祝祭体験;戦後の皇室報道・皇室観;「御成婚」ブーム再考);跋扈する“消費者”、消える“国民”
ISBN(13)、ISBN 978-4-642-03897-3   4-642-03897-3
書誌番号 1113830419
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113830419

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