「自由」vs「正義」の経済思想史 -- 講談社現代新書 --
中山智香子 /著   -- 講談社 -- 2020.11 -- 18cm -- 277p

資料詳細

タイトル 経済学の堕落を撃つ
副書名 「自由」vs「正義」の経済思想史
シリーズ名 講談社現代新書
著者名等 中山智香子 /著  
出版 講談社 2020.11
大きさ等 18cm 277p
分類 331.2
件名 経済学-歴史
注記 文献あり
著者紹介 1964年生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科理論経済学・経済史専攻博士後期課程単位取得退学。ウィーン大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。専門は社会思想史、経済思想。著書に『経済戦争の理論――大戦間期ウィーンとゲーム理論』(勁草書房)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 経済学は、なぜ人間の生から乖離し、人間の幸福にはまったく役立たなくなってしまったのか?経済学の歩みを「自由」と「正義」という2つの相対立する思想の相克の歴史と捉え、21世紀の「来たるべき経済学」の可能性を探る。
要旨 なぜ人間の幸福に役に立たなくなったのか?緩んだ学問に終止符を!
目次 第1部 経済学の分岐点―倫理から倫理「フリー」へ(市場は「自由競争」に任せるべきか―理念と方法を問う;「暮らし」か「進歩」か―ダーウィニズムと経済学;「逸脱」のはじまり;経済学からの「価値」の切り離し―「社会主義経済計算論争」の行方);第2部 「アメリカニズム」という倒錯(「自由」か「生存」か―大戦間期の「平和」の現実;マネジメント=市場の「見える手」;経済成長への強迫観念と、新たな倒錯のはじまり;“特別編”工業化される「農」―食にみるアメリカニズム);第3部 新たな経済学の可能性をもとめて―擬制商品(フィクション的商品)の呪縛から離れて(世界システム分析の登場;「人間」をとりもどす―「労働」から「人間」へ;「おカネ」とはなにか―「レント」および「負債」をめぐる思考;「土地」とはなにか―そして「誰かと共に食べて生きること」)
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-521953-9   4-06-521953-1
書誌番号 1113830961
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113830961

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