「貧困」の現場から見えるネオリベの構造 --
中村淳彦 /著, 藤井達夫 /著   -- 亜紀書房 -- 2020.12 -- 19cm -- 205p

資料詳細

タイトル 日本が壊れる前に
副書名 「貧困」の現場から見えるネオリベの構造
著者名等 中村淳彦 /著, 藤井達夫 /著  
出版 亜紀書房 2020.12
大きさ等 19cm 205p
分類 304
件名 日本
著者紹介 【中村淳彦】1972年生まれ。ノンフィクションライター。AV女優や風俗、介護などの現場をフィールドワークとして取材・執筆を続ける。貧困化する日本の現実を可視化するために、さまざまな過酷な現場の話にひたすら耳を傾け続けている。『東京貧困女子。』(東洋経済新報社)はニュース本屋大賞ノンフィクション本大賞にノミネートされた。著書に『新型コロナと貧困女子』(宝島社新書)、『日本の貧困女子』(SB新書)、『職業としてのAV女優』『ルポ中年童貞』(幻冬舎新書)など多数がある。また『名前のない女たち』シリーズは劇場映画化もされている。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 バブル崩壊から日本社会は転げ落ちはじめた。国が決めたマクロな政策はときに末端の人々を壮絶な現実に陥れる。衰退途上国で、次に堕ちるのは、中年の男たちだ。衰退途上国・日本の現状を徹底討論したノンフィクションライターと政治学者による平成30年史。
要旨 学費のため風俗に走る女子大生、貧困地域で蔓延する主婦の売春、低賃金で部品のように働かされる介護現場。「貧困」は社会のいちばん弱い部分を直撃する。バブル崩壊から日本社会は転げ落ちはじめた。終身雇用、労働組合のあり方、すべてが時代遅れとされ、ネオリベ(新自由主義)と自己責任論が社会を席巻した。そこで犠牲になったのは、主に女性たちと若者。そして、いま中年男性が狙われている。国が決めたマクロな政策はときに末端の人々を壮絶な現実に陥れる。あらゆる場所の民営化、効率化、非正規雇用化は、必然なのか?社会も個人もネオリベ化は避けられないのだろうか?衰退途上国・日本の現状を徹底討論したノンフィクションライターと政治学者による平成30年史。そして未来は?
目次 プロローグ 新自由主義とは;1 コロナ禍が浮き彫りにした見たくなかった現実(閑散とした歌舞伎町;コロナ禍で見えてきたもの ほか);2 コロナがなければ、中年男性が死ぬはずだった(負担を押し付けられた平成の女性たち;政治がつくりだす貧困 ほか);3 どうして団塊の世代だけが恵まれるのか(AV業界もネオリベの嵐;団塊の世代モデルの福祉政策 ほか);4 分断をこえて、ポストコロナを生きる(平成に流れた壮絶な血;ヤクザと風俗を抹殺したいのか? ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7505-1663-9   4-7505-1663-5
書誌番号 1113831075
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113831075

所蔵

所蔵は 3 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 304/ナ 一般書 利用可 - 2067515482 iLisvirtual
都筑 公開 Map 304 一般書 利用可 - 2071159976 iLisvirtual
公開 304 一般書 貸出中 - 2071476823 iLisvirtual