ラカンと女たちの反哲学 --
立木康介 /著   -- 河出書房新社 -- 2020.11 -- 20cm -- 268p

資料詳細

タイトル 女は不死である
副書名 ラカンと女たちの反哲学
著者名等 立木康介 /著  
出版 河出書房新社 2020.11
大きさ等 20cm 268p
分類 146.1
件名 女性
個人件名 ラカン,ジャック
注記 欧文タイトル:La femme est immortelle
著者紹介 1968年生まれ。京都大学文学部卒業。パリ第八大学精神分析学科博士課程修了。現在、京都大学人文科学研究所教授。専攻、精神分析。主な著書に、『精神分析と現実界』(人文書院、2007)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「ファルス享楽」の逆説から「女の享楽」の冒険へ…。「女」についてラディカルな思考を展開したラカンの反哲学的闘争を通して、デュラス、聖女テレサ、ラカンの愛人ミーヨら、「女たち」の思想史を試みる衝撃作。
要旨 女の悦びと男の悦び、どちらのほうが勝るのか?満足が完全であればあるほど、性関係を阻害する「ファルス享楽」の逆説から、完全さの桎梏を逃れ、果てしなく上乗せされる「女の享楽」の冒険へ。デュラス、聖女テレサ、ラカンの愛人ミーヨ…ラカンの反哲学の地平に「女たち」の思想史を試みる画期的な書!
目次 1 総論―女のエディプスから女なるものの享楽へ((精神分析的に)女性的なるもののほうへ;「男と女とに神は彼らを創り給うた」;女=ファルス;ファルスがある/性関係はない;女なるものとその享楽);2 各論―ラカンと女たち(オフィーリア―幻想の構造と対象への関係;マリー・ボナパルト―盗まれ…買い戻された手紙;肉屋の美人細君―ヒステリーの「満たされぬ欲望をもつ欲望」;マルグリット・デュラス―ラカンの教えを、ラカン抜きに…;アビラのテレサ―女の享楽とはなにか?;カトリーヌ・ミーヨ―「女たちの神」のほうへ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-309-24981-0   4-309-24981-7
書誌番号 1113832446
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113832446

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