カント実践哲学の探究 -- 叢書・ウニベルシタス --
オノラ・オニール /著, 加藤泰史 /監訳, 網谷壮介 /〔ほか〕訳   -- 法政大学出版局 -- 2020.11 -- 20cm -- 473,21p

資料詳細

タイトル 理性の構成
副書名 カント実践哲学の探究
シリーズ名 叢書・ウニベルシタス
著者名等 オノラ・オニール /著, 加藤泰史 /監訳, 網谷壮介 /〔ほか〕訳  
出版 法政大学出版局 2020.11
大きさ等 20cm 473,21p
分類 134.2
個人件名 カント,イマヌエル
注記 原タイトル:Constructions of Reason
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【オノラ・オニール】1941年生まれ。ケンブリッジ大学名誉教授。英国貴族院議員。オックスフォード大学で哲学と心理学を学び、ハーバード大学でジョン・ロールズのもとで博士号を取得。コロンビア大学、エセックス大学、ケンブリッジ大学などで教鞭を執り、英国学士院院長、英国哲学会の初代会長などを歴任。主な著作に、Acting on Principle: An Essay on Kantian Ethics (Columbia University Press,1975)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 カント研究を基盤に貧困、ジェンダー、教育も鋭く論じてきた女性哲学者が、理性・行為・自由に関してカントの倫理学を位置づけ直し、正義、義務、実例の力、子どもの権利問題などから、実践哲学の新たな可能性を提唱する。
要旨 哲学がまず着手すべき課題は、思考を方向づける何らかの基準ないし手続きが、なぜわれわれにとって権威を持ち、なぜ理性の基準とみなされねばならないかを示すことである。理性・行為・自由に関して、カント自身が説明する文脈にカントの倫理学を位置づけ直し、正義、義務、人格、他者、合意の問題、子どもたちの権利と生活の問題なども論じて、実践哲学の新たな可能性を提唱する。
目次 第1部 理性と批判(カントの企てにおける理性と政治;理性の公共的使用;『基礎づけ』第三章における理性と自律;行為、人間学、自律);第2部 格率と義務(行為における一貫性;合意する大人の関係;普遍的法則と目的それ自体;美徳なき時代におけるカント);第3部 カントの倫理学とカント主義的倫理学(実例の力;子どもたちの権利と生活;倫理学における構成主義;正義と慈愛という偉大な原理)
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-01124-5   4-588-01124-3
書誌番号 1113832937
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113832937

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中央 5階人文科学 Map 134.2 一般書 利用可 - 2067539934 iLisvirtual