熟議の民主政の見地から --
毛利透 /著   -- 岩波書店 -- 2020.11 -- 22cm -- 389,5p

資料詳細

タイトル 国家と自由の法理論
副書名 熟議の民主政の見地から
著者名等 毛利透 /著  
出版 岩波書店 2020.11
大きさ等 22cm 389,5p
分類 321.1
件名 法哲学
注記 索引あり
著者紹介 1967年京都府に生まれる。1989年東京大学法学部卒業。現在、京都大学教授(公共政策連携研究部・法学研究科)。著書に、『民主政の規範理論――憲法パトリオティズムは可能か』(勁草書房)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:ハーバーマスの法理論と憲法論. 主権と平和. 国家の時代の終わり?. ロールズとハーバーマスにおける宗教と政治. アレント理論における法. 「旧ヨーロッパ的」あるいは「実存主義的」ケルゼン. アレクシーとケルゼンはどう異なるのか. 自由「濫用」の許容性について. 政党と討議民主主義. 消極国家とはどんな国家か. 憲法の前提としての国家と憲法による国家統合. 表現の自由. 表現の自由と民主政. 表現の自由と選挙権の適切な関連づけのために. ヘイトスピーチの法的規制について
内容紹介 「国家と自由」についての基礎理論的研究を中心に編まれた、『表現の自由』(人権論)、『統治機構の憲法論』(統治機構論)に続く論文集。ハーバーマス、ケルゼン、シュミットらの国家観を検討し、国家と憲法の関係、個人の自由と民主政との連関等を探究。
要旨 著者の「国家と自由」をめぐる基礎理論的研究を集成。ハーバーマス、ケルゼン、シミュット、アレクシーといったドイツの思想家、国法学者たちの国家観を検討。熟議の民主政の視座に立って、国家と憲法の関係、表現の自由をめぐる諸問題を探究する。
目次 1 ハーバーマスをめぐって(ハーバーマスの法理論と憲法論;主権と平和―インゲボルク・マウス、そしてハーバーマス;国家の時代の終わり?;ロールズとハーバーマスにおける宗教と政治;アレント理論における法);2 ケルゼンをめぐって(「旧ヨーロッパ的」あるいは「実存主義的」ケルゼン―ホルスト・ドライアーのケルゼン研究に依りつつ;アレクシーとケルゼンはどう異なるのか―法学における視点選択の意義について;自由「濫用」の許容性について;政党と討議民主主義);3 国家論二篇―中間総括として(消極国家とはどんな国家か―シュミットとハイエク;憲法の前提としての国家と憲法による国家統合);4 表現の自由・再論(表現の自由―最初は大きな話から;表現の自由と民主政―萎縮効果論に着目して;表現の自由と選挙権の適切な関連づけのために;ヘイトスピーチの法的規制について―アメリカ・ドイツの比較法的考察)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-022974-6   4-00-022974-5
書誌番号 1113833657
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113833657

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