内藤理恵子 /著   -- 日本実業出版社 -- 2020.12 -- 19cm -- 286p

資料詳細

タイトル 正しい答えのない世界を生きるための「死」の文学入門
著者名等 内藤理恵子 /著  
出版 日本実業出版社 2020.12
大きさ等 19cm 286p
分類 902.09
件名 生死-文学上 , 死生観
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1979年、愛知県生まれ。南山大学文学部哲学科卒、南山大学大学院人間文化研究科博士後期課程修了。博士(宗教思想)。現在、南山大学宗教文化研究所非常勤研究員。著書『あなたの葬送は誰がしてくれるのか 激変する供養のカタチ』(興山舎)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 死をいかに受け入れるか。文学で描かれた「死」を読むことは、答えの見つからない世界でいかに生きるかを問う「うろたえる」ためのレッスンである。宗教学者による類例なき小説入門。
要旨 死をいかに受け容れるか。文学で描かれた「死」を読むことは、答えの見つからない世界でいかに生きるかを問う「うろたえる」ためのレッスンである―。
目次 序章 K的な不安とSNS―夏目漱石『こころ』;第1章 芥川龍之介は厭世観を解消するために筋トレをすべきだった?;第2章 夢オチ死生観とマドレーヌの味―池田晶子、荘子、プルースト;第3章 「死の文学」としての村上春樹の短篇小説;第4章 ドッペルゲンガー(分身)をめぐる死の文学―芥川、ドストエフスキー、ワイルド、ポー;第5章 被害者が死後に加害者となる奇妙な物語―ゴーゴリ『外套』;第6章 有事を生きる人間の姿―ヴィアン『うたかたの日々』、カミュ『ペスト』;第7章 生と死を管理するシステム―ブッツァーティ「七階」、カフカ『変身』;第8章 半年後に世界が終わるのに、刑事はなぜ執念の捜査を続けるのか?―ウィンタース『地上最後の刑事』;終章 文学はヨブから来てヨブに還る、あるいは人間の死と病―「ヨブ記」、クラーク『幼年期の終り』
ISBN(13)、ISBN 978-4-534-05819-5   4-534-05819-5
書誌番号 1113833736
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113833736

所蔵

所蔵は 3 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
公開 Map 904 一般書 利用可 - 2068909166 iLisvirtual
磯子 公開 Map 904 一般書 利用可 - 2067518422 iLisvirtual
都筑 公開 Map 904 一般書 利用可 - 2068886700 iLisvirtual