少子社会の病理と対策 -- 叢書・現代社会のフロンティア --
金子勇 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2020.11 -- 20cm -- 243,17p

資料詳細

タイトル 「抜け殻家族」が生む児童虐待
副書名 少子社会の病理と対策
シリーズ名 叢書・現代社会のフロンティア
著者名等 金子勇 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2020.11
大きさ等 20cm 243,17p
分類 367.6
件名 児童虐待-日本
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1949年 福岡県生まれ。1977年 九州大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、北海道大学名誉教授。文学博士(九州大学、1993年)。著書『コミュニティの社会理論』(アカデミア出版会、1982年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 家族内コミュニケーションが乏しく、子育てを放棄する「抜け殻家族」が増えてきた。地域の支援力も低下したなかで、次世代を育て上げる社会システムとは何か。札幌と全国の事例比較を通じて、早母・早父などの構造的要因を解明し、解決と予防の方策を示す。
要旨 少子化のなかで生まれた子どもが、理不尽にも実親から虐待される。小家族化の時代、家族内コミュニケーションが乏しく、子育てを放棄する「抜け殻家族」が増えてきた。地域の支援力も低下したなかで、次世代を育て上げる社会システムとは何か。本書では、札幌と全国の事例比較を通じて、「早母」「早父」などの構造的要因を解明し、解決と予防の方策を示す。「子どもの交番」をはじめ、著者独自の「子育て共同参画社会」に向けた提言を行う。
目次 第1章 児童虐待をどうとらえるか;第2章 児童虐待問題と抜け殻家族;第3章 アパシー論とアノミー論から見た家族規範の衰退;第4章 児童虐待の大都市比較;第5章 児童虐待解決の補助線;第6章 児童虐待防止策と「子育て共同参画社会」;第7章 少子社会における児童虐待
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-08988-8   4-623-08988-6
書誌番号 1113834177

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