オックスフォードからの提唱 -- 中公新書ラクレ --
苅谷剛彦 /著   -- 中央公論新社 -- 2020.12 -- 18cm -- 254p

資料詳細

タイトル コロナ後の教育へ
副書名 オックスフォードからの提唱
シリーズ名 中公新書ラクレ
著者名等 苅谷剛彦 /著  
出版 中央公論新社 2020.12
大きさ等 18cm 254p
分類 377.21
件名 大学-日本
注記 文献あり
著者紹介 オックスフォード大学社会学科およびニッサン現代日本研究所教授。1955年東京都生まれ。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了、ノースウェスタン大学大学院博士課程修了。Ph.D.(社会学)。東京大学大学院教授などを経て2008年より現職。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:はじめに-教育改革神話を解体する. 教育を論じる思考の習性. 「変化の激しい、不透明な時代」という前提を問い直す. 文部官僚による「法を道具にした統治」. 大学教育は「抽象的改革論」に抵抗できるか. 2019年入試大混乱を生んだ「教育改革神話」を駁す. 和製グローバル化の悲哀. 文系研究の日本的特徴. 海外の日本研究の推移が問いかけるもの. 人類の危機に人文学は貢献できるか. 教育論議クロニクル. 2016~20年. コロナ渦中の教育論
内容紹介 教育改革をその前提から問い直し、神話を解体してきた論客が、コロナ後の教育像を緊急提言。オックスフォード大学で10年余り教鞭を執った今だからこそ、伝えたいこと。地に足を着けた論議が必要な時代に、今後の教育を再構築するための処方箋とは。
要旨 教育改革を前提から問い直してきた論客が、コロナ後の教育像を緊急提言。オックスフォード大学で十年余り教鞭を執った今だからこそ、伝えられること―そもそも2020年度は新指導要領、GIGAスクール構想、新大学共通テストなど一大転機だった。そこにコロナ禍が直撃し、オンライン化が加速。だが、文科省や経産省の構想は、格差や「知」の面から諸問題をはらむという。以前にも増して地に足を着けた論議が必要な時代に向けた、処方箋を示す。
目次 第1部 日本型教育改革の習性(教育を論じる思考の習性;「変化の激しい、不透明な時代」という前提を問い直す;文部官僚による「法を道具にした統治」;大学教育は「抽象的改革論」に抵抗できるか);第2部 入試改革、グローバル化…大学大混乱を超えて(2019年入試大混乱を生んだ「教育改革神話」を駁す;和製グローバル化の悲哀);第3部 人文科学の可能性(文系研究の日本的特徴;海外の日本研究の推移が問いかけるもの;人類の危機に人文学は貢献できるか);第4部 教育論議クロニクル―2016~20年(グローバル人材と大学;英語ができない日本人;グローバル・メリトクラシー;日本語の壁と大学ランキング;「口先だけの英語使い」はいらない;同学年一斉スタートのリスク;「英語を話せる日本人」が増えたとしても;欲張りすぎる教育改革ふたたび;新大学入試で浮上した「採点問題」;入試改革の闇は「見えないコスト」;ビッグデータ不在の教育行政);コロナ渦中の教育論
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-150708-2   4-12-150708-8
書誌番号 1113836722
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113836722

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