生活者のための政治とは何か -- 朝日選書 --
新藤宗幸 /著   -- 朝日新聞出版 -- 2020.12 -- 19cm -- 254p

資料詳細

タイトル 新自由主義にゆがむ公共政策
副書名 生活者のための政治とは何か
シリーズ名 朝日選書
著者名等 新藤宗幸 /著  
出版 朝日新聞出版 2020.12
大きさ等 19cm 254p
分類 317
件名 日本-行政 , 政策学 , 新自由主義
著者紹介 1946年、神奈川県生まれ。千葉大学名誉教授。中央大学大学院法学研究科修士課程修了。専攻は行政学。著書に『官僚制と公文書 改竄、捏造、忖度の背景』(ちくま新書)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 政権主導で起きたのは、官僚制と公共政策の劣化だった。小泉政権、第一次・第二次安倍政権、菅政権に至る「政と官」の関係を追い、新自由主義にブレーキをかけ、生活者が政治を取り戻すための方策、野党や自治体に問われる思考と行動について提言する。
要旨 この国の政治思考の特徴として、「大状況思考」と「小状況思考」の分裂が挙げられると著者は言う。憲法「改正」、一大政界スキャンダルといった大状況に、野党、マスメディア、市民は敏感に反応する。だが、すぐに平穏を取り戻す。一方、種子法廃止、水道法改正など小状況から政治の構造や政策の指向性を問うことはまれだ。政治は、一見小さくみえる「改革」を積み上げながら市民の生活を脅かしてきた。だからこそ、日々の生活に密着する政策や行動に関心を注ぐべきだろう。政治や政策の「公共性」の実像が鮮明になって初めて、新しい政治の選択肢を描くことができる。小泉政権、第一次・第二次安倍政権、菅政権に至る「政と官」の関係をたどりながら、新自由主義にブレーキをかけ、生活者が政治を取り戻すための方策、野党や自治体に問われる思考と行動について提言する。
目次 序章 失われる「公共空間」への思考;第1章 公共政策の「公共性」と政治・行政システム;第2章 教育と市民性の省察;第3章 市民と生活保障;第4章 「居住の権利」をないがしろにする新自由主義;第5章 「生活は政治である」―その政治化をいかに具体化するか;終章 政治・行政システムの分節化
ISBN(13)、ISBN 978-4-02-263103-9   4-02-263103-1
書誌番号 1113837216

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