安井雄一郎 /〔著〕   -- みすず書房 -- 2020.12 -- 22cm -- 251p

資料詳細

タイトル 松田正平飄逸の画家
著者名等 安井雄一郎 /〔著〕  
出版 みすず書房 2020.12
大きさ等 22cm 251p
分類 723.1
個人件名 松田 正平
注記 年譜あり
著者紹介 1949年宮崎県生まれ。九州大学文学部美学美術史学科博士課程単位取得満期退学。現在、南九州大学非常勤講師。主な著作に『香月泰男画集 命の讃歌』(小学館、2004年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 周防灘の穏やかな風土、表情豊かな犬や魚、戦後の焦土で出会った可憐なバラを描き続け、「日本人にとっての油彩画」を追求した松田正平の芸術と生涯。カラー口絵、詳細な年譜を付す。
要旨 単純化された描線、透明感のあるマチエル、そして何よりもその飄々とした画風で高い評価を得ている松田正平(1913‐2004)は、洲之内徹、白洲正子など同時代の美術愛好家に愛されながら、1984年に日本芸術大賞を受賞するまではほとんど無名に近い画家であった。受賞後、松田の郷里・山口の県立美術館学芸員として初の回顧展を企画担当した著者は、作品や画家本人との対話を重ね、画家の魅力に迫ろうと考察をつづけた。その集大成でもある本書では、同郷で美校同窓のライヴァル、香月泰男との対比や、コレクターとして名を馳せた福島繁太郎との師弟関係を描き、さらに画家と深く交わった知己に丹念に取材するなど、戦後洋画史に独自の画境をひらいた松田正平の本質に迫る第一級の評伝となっている。周防灘の穏やかな風土、表情豊かな犬や魚、戦後の焦土で出会った可憐なバラを描き続け、「日本人にとっての油彩画」を追究した松田正平の芸術と生涯。カラー口絵、詳細な年譜を付す。
目次 絵かきの誕生;少年時代;東京美術学校時代;パリ留学;帰国、戦中期;宇部への帰郷と島根への疎開;光時代;松田洋画の原型形成期;東京時代;鶴舞時代;松田正平のマチエル;日本芸術大賞受賞と洲之内徹;松田正平と洲之内徹;点鬼簿と回想―三好正直宛て書簡を中心に;祝島と周防灘シリーズ;最晩年―宇部時代;結びに代えて
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-08864-6   4-622-08864-9
書誌番号 1113838171
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113838171

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