洛陽遷都の前と後 -- 東方選書 --
窪添慶文 /著   -- 東方書店 -- 2020.12 -- 19cm -- 291p

資料詳細

タイトル 北魏史
副書名 洛陽遷都の前と後
シリーズ名 東方選書
著者名等 窪添慶文 /著  
出版 東方書店 2020.12
大きさ等 19cm 291p
分類 222.046
件名 中国-歴史-南北朝時代-北魏
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 1941年千葉県市川市生まれ。東京大学大学院博士課程東洋史専攻単位取得退学。東京大学文学部助手、高知大学教育学部教授を経て、お茶の水女子大学文教育学部教授で停年を迎え、立正大学文学教授をつとめる。現在はお茶の水女子大学名誉教授、(公財)東洋文庫研究員。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 3世紀初めからの約400年、中国は巨大な分裂期であった。そのうち鮮卑族拓跋氏の建てた北魏がいかなる王朝であったかを概観。終章では、秦漢と隋唐という2つの統一帝国の間にあって北魏という「異民族」政権がいかなる意義をもっていたかを考察する。
要旨 三世紀初めからの約四〇〇年、中国は巨大な分裂期であった。その中で鮮卑族拓跋氏の建てた北魏王朝は、前身と後継政権を含めるとほぼ同じに近い長い期間、国を維持する。その間、(1)草原の部族連合国家→(2)華北を支配するものの胡族支配の色彩を濃厚に残す帝国→(3)胡漢を一体化して中華の地を統治する帝国と、大きくそのあり方を変える。(2)から(3)への劇的な転換の舵を切ったのが孝文帝である。本書は改革を象徴する洛陽遷都を序章に置き、五章に分けて、改革の内実、それに至る(1)(2)、改革の結果という順序で叙述する。そして終章として、秦漢と隋唐という二つの統一帝国の間にあって北魏という「異民族」政権がいかなる意義をもっていたかを考察する。
目次 序章;第1章 孝文帝親政期の諸改革(孝文帝の即位と文明太后;土徳の王朝から水徳の王朝へ ほか);第2章 遷都後の諸改革(「代人」から「河南の人」へ;墓誌 ほか);第3章 建国から華北統一まで―濃厚な鮮卑色の時期(代国時代;代国の復活 ほか);第4章 変化のきざし(鎮にみられる変化;鎮軍と州軍への「代人」の分出 ほか);第5章 繁栄、そして暗転(改革の継承;洛陽の繁栄 ほか);終章
ISBN(13)、ISBN 978-4-497-22024-0   4-497-22024-9
書誌番号 1113838240
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113838240

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