遊女評判記にみる作法と慣習 --
髙木まどか /著   -- 吉川弘文館 -- 2021.1 -- 22cm -- 295,5p

資料詳細

タイトル 近世の遊廓と客
副書名 遊女評判記にみる作法と慣習
著者名等 髙木まどか /著  
出版 吉川弘文館 2021.1
大きさ等 22cm 295,5p
分類 384.9
件名 遊廓-歴史-江戸時代
注記 索引あり
注記 女性史青山なを賞(2022年37回)
著者紹介 1988年 東京都に生まれる。2020年 成城大学大学院文学研究科博士課程後期学位取得修了、博士(文学)。現在 国文学研究資料館プロジェクト研究員、徳川林政史研究所非常勤研究生、成城大学民俗学研究所研究員。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序. 近世遊廓に見出される江戸への憧れ. 吉原遊廓における客の取締り. 遊女評判記の当代性. 吉原遊廓における客と客. 遊女に矛先を向ける客. 吉原における客の貴賤. 客として嫌がられた役者. 長崎丸山遊廓で捕縛された被差別民. 結
内容紹介 多くの文学や歌舞伎の題材とされ、文化の発祥地という華やかな一面を持つ近世の遊廓。そこでは日常の身分秩序は排除され、すべての客は差別なく平等に扱われるとされた。その言説に疑義を唱え、吉原遊廓を中心に実証的に分析する。
要旨 多くの文学や歌舞伎の題材とされ、文化の発祥地という華やかな一面を持つ近世の遊廓。そこでは日常の身分秩序は排除され、すべての客は差別なく平等に扱われるとされた。その言説に疑義を唱え、吉原遊廓を中心に証実的に分析する。遊廓に遊ぶ人の目線で記した遊女評判記から、遊女や店との関係、さらに客同士の関係性を描き出し、その実態に迫る。
目次 第1部 近世遊廓の研究史と視角(近世遊廓に見出される江戸への憧れ―研究史の整理と問題点;吉原遊廓における客の取締り―公儀との関係をめぐって;遊女評判記の当代性―その書き手と読み手);第2部 吉原遊廓における客の関係性(吉原遊廓における客と客;遊女に矛先を向ける客―遊女評判記にみる「さし合」);第3部 遊廓で忌避された客(吉原における客の貴賎;客として嫌がられた役者);補論 長崎丸山遊廓で捕縛された被差別民―『犯科帳』を主として
ISBN(13)、ISBN 978-4-642-04334-2   4-642-04334-9
書誌番号 1113839433

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