境界を越えて --
黄晳暎 /著, 舘野晳 /訳, 中野宣子 /訳   -- 明石書店 -- 2020.12 -- 20cm -- 481p

資料詳細

タイトル 囚人〈黄晳暎自伝〉 1
各巻タイトル 境界を越えて
著者名等 黄晳暎 /著, 舘野晳 /訳, 中野宣子 /訳  
出版 明石書店 2020.12
大きさ等 20cm 481p
分類 929.1
個人件名 黄 晰暎
注記 欧文タイトル:The Prisoner
著者紹介 【黄晳暎】1943年、中国長春(旧満洲新京)生まれ。9歳で韓国に移住。1962年、高校在学中に短編小説「立石附近」で『思想界』新人文学賞を受賞。70年、短編小説「塔」が『朝鮮日報』新春文芸に当選し作家活動を始める。74年に『客地』を発表。84年に大河歴史小説『張吉山』を10年にわたって連載・完結し、88年に『武器の影』を刊行。89年に北朝鮮を訪問し、国家保安法違反で手配されたためベルリンとニューヨークで亡命生活を送る。93年に韓国に帰国すると国家安全企画部に逮捕され、98年金大中政権誕生による赦免で釈放されるまで5年に及ぶ服役生活を送る。釈放後、2000年に『古びた庭園(懐かしの庭)』など、韓国の古典から近現代史までを題材とする作品を次々に発表し、現代韓国を代表する作家として評価されている。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 現代韓国を代表する作家初の自伝。朝鮮戦争と幼年期の思い出、北朝鮮訪問と金日成との対話、欧米での亡命生活、帰国後の投獄と5年に及ぶ獄中生活、光州事件と民主化運動など、激動の韓国現代史を生き抜いた作家の回顧と証言。
要旨 権力はそんな彼を「囚人」にした。黄晢暎(ファン・ソギョン)は行動する作家として、労働現場、ベトナム戦争、民衆文化運動、韓国民主化・南北統一運動の渦中に身を投じ、そこに生きる人びとの姿を伝えようとした。権力はそんな彼を「囚人」にしたが、本書はその「囚人」の眼を通して、韓国現代史を生き抜いた人びとの真実を描きあげ、韓国民主化の精神を次代につなぐ文学的自伝である。
目次 出行 1985~86;監獄1;訪北 1986~89;監獄2;亡命 1989~93;監獄3;幼年 1947~56;監獄4
ISBN(13)、ISBN 978-4-7503-5067-7   4-7503-5067-2
書誌番号 1113840900
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113840900

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