ナチスから新型コロナ感染症まで -- 増補決定版 --
小松美彦 /著, 今野哲男 /聞き手   -- 現代書館 -- 2020.12 -- 19cm -- 373p

資料詳細

タイトル 「自己決定権」という罠
副書名 ナチスから新型コロナ感染症まで
版情報 増補決定版
著者名等 小松美彦 /著, 今野哲男 /聞き手  
出版 現代書館 2020.12
大きさ等 19cm 373p
分類 151.2
件名 自由意志
注記 初版:言視舎 2018年刊
著者紹介 【小松美彦】1955年東京生まれ。1989年、東京大学大学院理学系研究科・科学史科学基礎論博士課程単位取得退学。博士(学術)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授。専攻は、科学史・科学論、生命倫理学、死生学。著書に、『死は共鳴する』(勁草書房)、『脳死・臓器移植の本当の話』(PHP新書)他。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 安楽死・尊厳死という「音のしない殺人」が静かに進行している。ナチスドイツ、脳死・臓器移植、安楽死・尊厳死、相模原障害者殺傷事件、そして新型コロナ感染症…。「人間の尊厳」の根底に横たわる生資本主義と生権力の実相を暴く。
要旨 初版から約20年、「自己決定権」と「自己決定」は今や当たり前のものになった。しかし、その問題性は見えにくい形でますます広がっている。本書では、「自己決定権」が医療や福祉でどのように作用しているか、近年盛んにいわれる「人間の尊厳」という言葉がいかに巧妙に利用されているかを考えた。増補決定版にあたり、これら全ての問題が噴出した出来事として、「相模原障害者殺傷事件」「新型コロナ感染症」を詳論。
目次 序章 「自己決定権」とは何か;第1章 私はなぜ自己決定権を認めないのか;第2章 自己決定と自己決定権はどう違うのか;第3章 自己決定権と福祉国家の行方;第4章 死をめぐる感性、批判をめぐる感性;第5章 ノンと言いつづけることの重要さについて;終章 自己決定権批判の課題はどこにあるのか;増補第1章 「自己決定権」をめぐる二〇一八年の状況;増補第2章 鏡としての「相模原障害者殺傷事件」;増補第3章 新型コロナ感染症禍の現在を抉る―「新日本零年」に向けて
ISBN(13)、ISBN 978-4-7684-3585-4   4-7684-3585-8
書誌番号 1113841756
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113841756

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