吉本隆明 /著   -- 晶文社 -- 2020.12 -- 21cm -- 726p

資料詳細

タイトル 吉本隆明全集 24(1987-1990)
著者名等 吉本隆明 /著  
出版 晶文社 2020.12
大きさ等 21cm 726p
分類 081.6
注記 付:月報 25(16p 18cm)
注記 布装
内容 内容:ハイ・イメージ論. 3. 情況としての画像. 人間の死自然の死農業の死. 谷中-わたしの散歩道. 七〇年代のアメリカまで. 西川徹郎さんの俳句. 生きていた西行. 島尾敏雄の世界. 漱石論としての位置. わが東京. 1970東京の民家. 東京についてのノート. 南島論序説. 異境歌小論. いそいで岡本かの子. 情況への発言. “新しい”という映画. ほんの5gの賭け. 水辺の記憶. 南島論. 別れの言葉. 私のぴあテン1987. 〈死〉に関するアンケート. 井上英一「情報と像」. 前登志夫「吉野の桜」 ほか30編
内容紹介 『共同幻想論』の「現在」版とも規定された『ハイ・イメージ論』の「Ⅲ」、唯一のテレビ時評『情況としての画像』などを収める。単行本未収録15篇。月報は笠井潔氏、今福龍太氏、ハルノ宵子氏が執筆。
要旨 わたしたちが分析し解剖したいのは、消費社会と呼ぶのがふさわしい高度な産業社会の実態なのだが、この画像はふたたび動物一般の、社会に似ているようにおもえる。動物一般の社会は(ほとんど)意図的な生産をやらないで消費行動だけをやって、あとに残余として昨日とおなじ身体状態をのこす。(中略)相違はわたしたちのなかにメタフィジックが存在するということだけだ。このメタフィジックによれば消費は遅延された生産そのものであり、生産と消費は区別されえないということになる。(『ハイ・イメージ論3』)。わたしはわたしなりに東京の現在のすがたと未来像のさまざまな構想を、いつも分析している。(中略)高層ビルの過密集地帯とビルの内部のフロアーに封じこめられた庭園とか、日本料理の店とか、プールとか、ほんらい地上にあるべき自然がビル内にあるたたずまいと、超高層ビルの出現とにつよい関心をいだいている。そこが世界都市東京を占う象徴的な場所だとおもっているからだ。(「わが東京」)。
目次 1 ハイ・イメージ論3(舞踏論;瞬間論 ほか);2 情況としての画像―高度資本主義下の“テレビ”(テレビはどこへゆくか;スポーツ視たまま ほか);3(人間の死 自然の死 農業の死;谷中―わたしの散歩道 ほか);4(私のぴあテン1987;“死”に関するアンケート ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7949-7124-1   4-7949-7124-9
書誌番号 1113844383
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113844383

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