世界・自然・未来との共生とSDGs -- ちくま新書 --
高橋進 /著   -- 筑摩書房 -- 2021.1 -- 18cm -- 286p

資料詳細

タイトル 生物多様性を問いなおす
副書名 世界・自然・未来との共生とSDGs
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 高橋進 /著  
出版 筑摩書房 2021.1
大きさ等 18cm 286p
分類 468
件名 生物多様性 , 自然保護
注記 文献あり
著者紹介 1949年東京生まれ。東京大学農学部卒業後、環境庁に入庁し、国立公園管理、生物多様性政策などに従事。現在、東京都立大学都市環境科学研究科客員研究員。著書に『生物多様性と保護地域の国際関係 対立から共生へ』(明石書店)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 生物多様性を、「生物資源」と、人類の「生存基盤」という2つの価値と、さらにその両方を統合したアプローチである「地球公共財」と位置づけて考察していく。SDGsを見据え、将来世代に引き継ぐべき「3つの共生」を提起する一書。
要旨 生物多様性を、「生物資源」と、人類の「生存基盤」という二つの価値と、さらにその両方を統合したアプローチである「地球公共財」と位置づけて考察。大航海時代以降の植民地・帝国主義時代からグローバル企業などによる現代のバイオテクノロジーの時代までの生物資源をめぐる先進国・途上国という構図、自然保護を目的とした国立公園で生じる軋轢や地域社会との関係。人類と自然との相利共生関係。そして近年世界的な標語となったSDGsを見据え、将来世代に引き継ぐべき「三つの共生」を提起する。
目次 第1章 現代に連なる略奪・独占と抵抗(植民地と生物資源;熱帯林を蝕む現代生活;先進国・グローバル企業と途上国の対立);第2章 地域社会における軋轢と協調(先住民の追放と復権;地域社会と観光;植民地の残影から脱却するために);第3章 便益と倫理を問いなおす(生きものとの生活と信仰;生物絶滅と人間);第4章 未来との共生は可能か(過去から次世代への継承;持続可能な開発援助とSDGs);終章 ボーダーを超えた三つの共生
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-07365-5   4-480-07365-5
書誌番号 1113844419
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113844419

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