疫学者が語るペスト、狂犬病から鳥インフル、コロナまで --
デイビッド・ウォルトナー=テーブズ /著, 片岡夏実 /訳   -- 築地書館 -- 2021.1 -- 20cm -- 324p

資料詳細

タイトル 人類と感染症、共存の世紀
副書名 疫学者が語るペスト、狂犬病から鳥インフル、コロナまで
著者名等 デイビッド・ウォルトナー=テーブズ /著, 片岡夏実 /訳  
出版 築地書館 2021.1
大きさ等 20cm 324p
分類 493.8
件名 人畜共通感染症-歴史
注記 原タイトル:ON PANDEMICS
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【デイビッド・ウォルトナー=テーブズ】カナダ・グエルフ大学名誉教授。獣医師、疫学者、作家、詩人と多彩な顔を持ち、「国境なき獣医師団」創設者として、動物と人間の健康、コミュニティの持続可能な開発、貧困の解消に取り組んでいる。その著書はノンフィクション、小説、詩など多岐にわたる。邦訳書には『排泄物と文明』(築地書館)がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 コロナウイルスに限らず、新興感染症の波が次々と襲ってくるのはなぜなのか。獣医師、疫学者として世界の人獣共通感染症の最前線に立ち続けた著者が、グローバル化した人間社会が構造的に生み出す新興感染症とその対応を平易・冷静に描く。
要旨 勝つための戦いではなく、ウイルス、微生物への敬意と警戒を抱いての対話である―現場知と深い思索が紡ぐ感染症とのつきあい方。ヒトが免疫を獲得していない未知の病原体が、突如として現れ人間社会を襲うようになった21世紀。コロナウイルスに限らず、新興感染症の波が次々と襲ってくるのはなぜなのか。―獣医師、疫学者として世界の人獣共通感染症の最前線に立ち続ける著者が、感染症の培養器となっている工場型畜産から、感染症を運ぶ渡り鳥やペットまで、グローバル化した人間社会が構造的に生み出す新興感染症とその対応を平易・冷静に描く。
目次 はじめに―私たち自身が微生物から進化し、微生物で構成されていることを忘れずに感染症と付き合うために;感染症対応入門―それは勝つための戦いではなく、敬意と警戒を抱いた対話である;人獣共通感染症の理解のための新しい枠組み;ペスト―人間、ノミ、ネズミ、そして社会生態システムの病;ライム病―マダニが媒介する新興感染症;アフリカ睡眠病、シャーガス病、リーシュマニア―サシバエとキス虫が運ぶ血液寄生虫;西部ウマ脳炎(WEE)、テレビ、エアコン;西ナイルウイルス―渡り鳥、蚊、水たまり;家禽の飼育と渡り鳥、そして食料生産の社会的、生態学的重要性に関する知識について;ニパウイルス、SARS‐CoV、SARS‐CoV‐2の物語;出血熱;レプトスピラ症とハンタウイルス;狂犬病;ペットと感染症;Q熱;白いペストとブルセラ症;包虫病;終章―まわりじゅうに、私たちの中にもいる微生物との対話と鋭く注意深い生態系意識
ISBN(13)、ISBN 978-4-8067-1611-2   4-8067-1611-1
書誌番号 1113844952

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 Map 493.8 一般書 利用可 - 2068830284 iLisvirtual
公開 Map 493.8 一般書 利用可 - 2070380628 iLisvirtual
港北 公開 Map 493.8 一般書 利用可 - 2071388371 iLisvirtual