民主主義とナショナリズムのディレンマを越えて --
呉叡人 /〔著〕, 駒込武 /訳   -- みすず書房 -- 2021.1 -- 20cm -- 452p

資料詳細

タイトル 台湾、あるいは孤立無援の島の思想
副書名 民主主義とナショナリズムのディレンマを越えて
著者名等 呉叡人 /〔著〕, 駒込武 /訳  
出版 みすず書房 2021.1
大きさ等 20cm 452p
分類 311.2224
件名 政治思想-台湾
注記 年表あり
著者紹介 【呉叡人】1962年、台湾桃園生まれ。台湾大学政治系卒、シカゴ大学政治学博士。現職は中央研究院台湾史研究所副研究員。訳書にベネディクト・アンダーソン『想像の共同体』の中国語版(《想像的共同体》台北:時報文化、1999年)がある。比較史的な歴史分析、思想史、文学に知的関心を持ち、台湾と日本と世界を往来し、詩を愛し、自由を夢想する。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:台湾ポストコロニアル・テーゼ. 民主化のパラドックスとディレンマ?. 国家建設、内部植民と冷戦. 賤民宣言. 比較史、地政学、そして日本において寂寞の内に台湾を研究するという営みについて. 反記憶政治論. 賤民の救済と過去の償い. 最も高貴な痛苦. 道徳の政治的基礎を論ずる. 琉球共和国に捧ぐ. リリパット人たちの夢. 歴史と自由の弁証法. ユートピアへの航行. 社会運動、民主主義の再定着、国家統合. 黒潮論
内容紹介 台湾の市民社会は賤民(パーリア)的境遇を自覚的に引き受け、支配に対抗することを通じて民主主義を深化させた。そしていまや普遍的価値を台湾社会に体現することに世界への回帰の道を見出し、行動している。政治学者による20年におよぶ思想的格闘の集成。
要旨 構造的に“賎民”であることを強いられてきた台湾。多元・民主・平等に基づくナショナリズムを梃子として孤立無援の境遇からの脱出を探る、持続的思索の集成。
目次 序 幸福な島にて;1 窮境を脱するために―歴史のヴェールをはがす;2 窮境に嵌まりこむ―帝国の狭間で;3‐1 再び、窮境を脱するために―ニーチェ的カント主義者の夢想;3‐2 再び、窮境を脱するために―社会的意志の創造;付録
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-08974-2   4-622-08974-2
書誌番号 1113846870
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113846870

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